日本を代表する基幹駅である東京駅!乗り換えなしで33もの都道府県に行くことが可能

東京駅は千代田区丸の内に立地する、東京都のみならず日本を代表する首都の基幹駅です。
山手線や中央線などの在来線に加え、東北新幹線や北陸新幹線、上越新幹線、東海道新幹線をはじめとしたさまざまな線が乗り入れています。
また、東京メトロ丸の内線も通っており、通勤で利用する人が多いです。
東京駅からは乗り換えなしで全国33の都道府県に行くことができ、1日あたりの鉄道発着本数は約3,000本。
首都圏にとどまらず、全国規模のレベルでのターミナル駅と言えます。
そんな東京駅の歴史は古く、現在の建物は1908年に着工が始まり、1914年に開業しました。
東京駅は3つのド―ムがあり、正面右側のドーム下が乗車口、正面のドームが皇室の方が利用する皇室口、正面左側のドームが乗降口とされました。
現在では在来線、新幹線が入り乱れ、乗車口や乗降口という区別はありませんが、開業当時はそのように機能が分けられていたのです。
1945年には空襲によって被災しましたが、1951年には復旧。
その後、駅舎の保存・復元のため2006年に工事が行われ、2012年にリニューアルオープンされました。
駅舎の建物は2003年に国の重要文化財にも指定されています。
東京駅周辺のうち、丸の内口側は日本を代表するビジネス街として知られ、「丸の内ビルディング」や「新丸の内ビルディング」といった複合商業施設が立地。
毎朝、大勢のサラリーマン・OLの通勤姿が見られます。
一方、八重洲口側は広く地下街が形成され、八重洲地下街や東京駅一番街など飲食店・小売店が多く集積する場所です。
駅舎内にある東京ステーションホテルは東京駅が建設された当初からオープンしており、すでに開業後100年以上経過しています。