有料老人ホームをはじめ各タイプの施設が種々様々

全国的に「幕張」という名前は「幕張新都心」の意図で使われることが多いですが、幕張駅の周辺もまた未来型都市の候補になる可能性を秘めており、前途は有望でしょう。もっとも現在何もない土地というわけではありません。商店街はきちんと形成されています。それから現在の幕張駅の近くに目立つのは、さまざまな大学や高校の敷地でしょう。学生が絶えず街を歩く姿が目撃されるエリアで、自然と初々しい気分に浸れるという特色があります。
バス乗り場は駅前にはありませんが、周囲のそう遠くない場所に分散させる形で設置されています。千葉シーサイドバスや千葉海浜交通、京成バスなどこの地域とかかわりが深い業者がシェアを築いています。
幕張駅はJRの総武線の駅です。近くにあって、よく乗り換えに使われている駅といえば千葉駅と津田沼駅でしょう。前者はJRの内房線・外房線をはじめ成田線など県内のどこかに行くときに必ずと言っていいほど通過します。後者も新京成線を使用して県内、特に東葛地区などを目指す際によく選ばれています。
なお幕張駅の乗り換え事情を語る際は、南口にある京成幕張駅のことはどうしても外せません。京成幕張駅は京成千葉線に属しているため、この路線を使って遠隔地に向かうときは京成津田沼駅や京成千葉駅あたりでいったん降りて、違う種類の京成線に乗り継ぎをはかることになるでしょう。
幕張駅の利用率は、平成の時代になってからは大きな変化が起こっていません。ただし1日ごとの乗客数が、2013年に22年ぶり16000人台に乗っており、ちょっとした話題を呼びました。
幕張駅から四方を見回すと、どちらの方角にも介護施設は目に入ります。開発が目覚ましい地域にも昭和の時代からあまり変わっていない地域にも、それぞれの街並みに溶け込んだ形で建てられており、選ぶ際は迷ってしまうくらい軒数はそろっています。
施設のタイプについては、介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホームがどちらかといえば多いかもしれません。しかし高齢者住宅やグループホーム、サービス付き高齢者向け住宅なども急に建てられる軒数が増えてきました。見学してみるときは、建物の内部は当然ですが周囲の環境などもよくチェックしておくと良いでしょう。