駅の目の前に、大きくて歩きやすい公園があります
こうした公立の小中学校のほか、私立の高校や大学・短期大学などの敷地が点在します。このため朝方や夕方を中心に、駅の周辺は若年層の歩行者でにぎわいます。東高円寺駅は都道318号環状七号線のすぐそばにある駅です。このほかに近い都道を探すなら、4号線や433号線の名をあげるのが妥当でしょう。バスについては、駅付近で乗れるのは関東バスおよび都営バスが管轄する路線です。
東高円寺駅は東京地下鉄丸ノ内線の管内にある駅です。3区間先にある荻窪駅は、JRの中央線への乗り継ぎ場所としてさかんに使用されてきました。反対方向に2区間進むと中野坂上駅に到着します。中野坂上駅は都営大江戸線への乗り換え場所です。
そして中野坂上駅から2区間進むと、管内で最大級の乗り換え地点となっている新宿駅にたどり着きます。新宿駅では大江戸線や中央線を筆頭に、JRの各線(山手線・埼京線など)や京王線(本線および新線)、それから小田急小田原線や西武新宿線を利用できます。
東高円寺駅の利用率は、平成に入って以来じわじわと下がり続けていました。ただし今世紀に入ると横ばい気味になります。2000年以降の1日ごとの乗降客数の推移は、30000~32000人の間を上下しています。そして2010年代に入ると若干の増加がはじまりました。2013年とその翌年は33000人を上回ったほどです。
東高円寺駅の近隣は住み心地がよい場所でいっぱいのため、介護施設もそれなりにつくられてきました。ただし駅から非常に近い場所で探すことは簡単ではありません(見つかっても、定員に達していることが少なくない模様です)。それでも、駅から1キロ前後遠ざかれば入居先を見つけるチャンスはきっと増えるはず。また、「ほかの駅のほうが近い」という施設にも目を向ける必要があるでしょう。
施設の種類に関しては、介護付き有料老人ホームが目立って多いです。その次に多そうなのはおそらく住宅型有料老人ホームでしょう。入居料金については、変動制のところが多数派を占めている模様です。支払い方法までよく検討した上で、どこに入るかを決めたいところです。