安い施設・広々と施設など、持ち味の異なる施設を探しやすい地域

住宅地が周りに延々と連なっているほか、足立区内ではまだ農地がそこかしこに残るエリアです。綾瀬川が近くを流れていますが、春になると岸に植えられた桜が満開になる姿は、高齢の住民の心を和ませる景色を提供してくれます。
もっともつくばエクスプレスの敷設に伴い、この10年でだんだんと都市開発や区画整理事業が着工されるようになりました。最新式の設備が満載のマンションや商業施設などが目立つようになっています。
六町エリアには、都道102号線・466号線が開通しています。タクシーや自家用車でどこかに送ってもらいたいときはこれらの幹線道路を使うのが妥当でしょう。バスに乗りたいときは、駅前のターミナルに東武バスが運行する路線が乗り入れています。
つくばエクスプレスは名前の通り都内の中心地区(秋葉原駅が発着駅)からつくば駅までをつなぐ路線です。六町駅から見た場合、秋葉原方面には北千住駅・南千住駅および新御徒町駅と乗り換えに使える駅ばかりが目にとまります。JR線の山手線や常磐線、都営地下鉄の大江戸線や新宿線、東京メトロの日比谷線や千代田線など、各鉄道会社との連携はばっちりといえます。
これくらい乗り継ぎのチャンスがある路線のため、六町駅の利用率はすさまじいスピードで上昇しています。2005年度は5000人を超えるのがやっとだった1日平均の乗客数が、たったの6年でその2倍を超える数値に跳ね上がったほどです。
需要の高ぶりが顕著な以上、駅の設備やサービスなどはこれからどんどんよいものになっていく見込みをもてそうです。注目度が高まっている点や住宅地と農地・緑地のバランスが理想的に維持されている点が功を奏しており、介護施設は目を見張る勢いで増加しています。駅の至近距離に集中して建てられているわけではないですが、数百メートルの距離から数キロの距離まで、個性的な施設がひと言では到底語りきれないくらい出現しているのです。
グループホームや高齢者住宅については特に安い施設がいっぱいです。それら以外で数が多いという印象を受けるのは、サービス付き高齢者向け住宅でしょう。その次に介護付き有料老人ホームとなります。医療施設の結びつきが深くて、24時間体制で対応してくれるところも増えている様子です。