「3つの日本一」を持つ小渕沢駅!主な交通の要衝としても機能
小渕沢駅(こぶちざわえき)のある北杜市は、山梨県にある甲府盆地の北西部に位置し、山梨県と長野県の県境近くに立地しています。
人口は約4万5,000人で、日本でも有数の美しい山岳景観で知られる市です。
市内にある「八ヶ岳」は日本百名山にも選ばれており、日本で最も有名なアルペンスポットの一つ。
南アルプスの名山である「甲斐駒ヶ岳」や「金峰山」もそびえており、南部には世界文化遺産に登録されている巨峰・「富士山」があります。
さらに北杜市は、自然豊かな環境のおかげで「3つの日本一」を持つことで有名です。
1つ目は「ミネラルウォーターの生産量」、2つ目は「日照時間」、そして3つ目は「国蝶・オオムラサキの生息数」です。
これらは同市の大きな特徴となっています。
きれいで豊かな水と日照時間の長さから農業生産も盛んで、2008年には市内で栽培された梨北米が「日本一おいしいお米」の称号を得ました。
この自然の恵み・観光資源の豊富な北杜市の交通の要衝として機能しているのが、小渕沢駅です。
小渕沢駅はJR中央本線が通るほか小梅線の発着駅でもあり、駅周辺には大型商業施設はないものの駅の南側には飲食店や和菓子屋、お花屋、スポーツ用品店、鮮魚店などがあります。
駅から数分歩いたところに帝京第三高校があるため、朝と夕方は学生で混雑することが多いです。
駅の北側は田畑と住宅が広がり、緑の多い静かな場所が広がっています。
高齢者の方がのんびりと散歩する場所としても適しているでしょう。