パノラマ
寺院や商店街など、高齢者が落ち着ける場所が目の前にあります
吉祥寺と並んで、杉並区内における若者に大人気のスポットとして知られる、高円寺。新高円寺駅は、その中では南方に位置しています。単身者が好んで集まる集合住宅なども多いですが、それ以上に駅の周囲で目立つのは、商店街や寺社仏閣でしょう。特に駅の北側は、JRの高円寺駅までの間に複数の商店街が発達しています。そして、地名・駅名の起源となっている曹洞宗高円寺を筆頭に、堀之内妙法寺や西照寺、長善寺といった寺社が駅から見て主に北東の方角に集中しています。このほか、文教施設や公共の施設などが建てられている場所もやや目立つでしょうか。新高円寺駅は、駅の目の前を青梅街道が通り抜けています。また駅の東側を南北に、都道318号線が走っています。バスについては駅の周囲に乗り場が豊富に設けられています。これらの停留所に路線の提供を実施しているのは、関東バスグループや京王バスグループ、そして都営バスとなっています。新高円寺駅は、東京メトロの丸ノ内線の管内にある駅です。発着駅である荻窪駅とはわずか2区間しか離れていません。荻窪駅は、JRの中央線への乗り換え場所として頻繁に選ばれてきました。反対方向では、何と言っても5区間先に新宿駅が所在していることが、強烈な影響を及ぼしています。新宿駅では実は地下鉄は、都営大江戸線を除いて接続していません。しかしJRの山手線・中央線・埼京線などを筆頭に、京王線の各線（本線・新線）、小田急小田原線、西武新宿線などを一度に使える点が最大の魅力です。新高円寺駅の利用率は、平成の初めまで低下していましたがその後はしばらくの間、安定期に入っています。1日あたりの乗降客数は、前世紀の終わりからずっと30000人台が続いていました。しかし2006年になると、8年ぶりに31000人を上回ります。その後は少しずつ増加しており、2015年にはとうとう35000人を超えました。新高円寺駅の周囲は、介護施設などが多いイメージではありませんが、実際に軒数自体は、率直に書くとたいした量ではありません。しかし駅から1キロくらいの位置に、高性能の設備やモチベーションにあふれたスタッフを擁している施設が出現していますから、一度くらい時間をかけて、よく探したほうがいいことは間違いなさそうです。近隣にある、JRの高円寺駅や隣接する東高円寺駅の付近もよく見るべきでしょう。施設のジャンルについては、介護付き有料老人ホームが占めるシェアが高い地域です。 画像の一部はwikipediaから引用しています
