千葉市内随一の住宅街で、老人ホームの入居にかかる費用も若干高め
1981年に快速が停車するようになり、そこから急速に利用客が増加。稲毛駅の1日平均乗車人員は一時約5.7万人を突破しました。それから緩やかに減少し、2013年には約5万人に。それからはほぼ横ばい状態です。しかし、千葉市内の駅では千葉駅、海浜幕張駅に次いで3位という利用率の高さを誇っており、ベッドタウンでもある稲毛区の人口の多さを物語っています。
稲毛駅の隣の駅は、「総武線各駅停車」の場合、新検見川駅・西千葉駅で、快速なら津田沼駅・千葉駅です。どちらの系統も平日は本数も多いので待ち時間も少なく、便利です。
駅から乗れるバスも多数有り、帰宅ラッシュ時はバスを待つ人で行列が出来る程。行き先も多方面で、東口のバス停からは、「京成バス」や「ちばシティバス」が穴川十字路・スポーツセンター方面のバスを運行。「平和交通」がにれの木台方面などへのバスを走らせています。羽田空港へも「東京空港交通」と「千葉内陸バス」が共同で運行便を出しています。西口からは「千葉海浜交通」「あすか交通」などのバスが止まるようになっています。
2006年には稲毛駅にもエレベーター、エスカレーターが設置されました。時代と共にバリアフリー化が進んでおり、高齢者などがより利用しやすい環境が整いつつあるのです。
駅周辺に目を向けると、駅の横にはショッピングモール「ペリエ」があり、ペリエから直接稲毛駅に入れるよう、専用改札口が施設の駅側に設置されています。また、周辺にはイオンや銀行などが出来、買物が気軽に出来るエリアとなりました。
介護施設も駅周辺にあります。介護付き有料老人ホームは施設によって金額の高低差がありますが、入居時の一時金30万円・月額利用料20万円未満というような、比較的入居しやすいプランも出てきています。また、夫婦で入居も出来ますので「夫婦二人暮らしで子供達も近くにいないから不安…」という方は、夫婦入居も良いと思います。
そして入居時の費用が数百万円かかる高級系老人ホームもあります。そういった施設は介護だけでなく人工透析やたん吸引といった高度な看護にも対応しています。ご自分の体調や病気に合わせて施設を選ぶべきです。入居に関してはケアマネージャーなどが相談にのってくれますので、遠慮せず相談することをおすすめします。