パノラマ
千葉市内と習志野市内を代表する介護施設のオンパレード
JRの総武線や京成電鉄はけっこうな長さの歴史を持っています。その中にあって比較的新し駅のひとつが幕張本郷駅でしょう。幕張本郷駅が開業したのは1980年代初頭であり、京成側に関してはそれから約10年後です。特に千葉県内には、総武線と京成線同士が最寄り駅として相互利用されているケースが珍しくありませんが、駅構内が一体化している例はなかなか見かけません。幕張本郷駅は希少な例外と呼べそうですが、それも新しい駅であることの恩恵でしょう（ちなみに京成川については、正式名称は「京成幕張本郷」駅とされています）。駅構内は必然的に整っており、高齢者や視覚障碍者向けのバリアフリー化等の進行状況が良好です。
この駅は千葉市と習志野市の境界線に近い位置にあります。バスの路線は、幕張新都心をはじめとした千葉市内の各地へ向かうコースから、習志野方面に向かうコースまで、多角的に運行されています。千葉シーサイドバスと平和交通が、これらの複雑で大量の路線を全面的に管理しています。
総武線側から乗車する場合、隣の津田沼駅でいったん下車するケースは自然と多くなりがちです。これは、津田沼駅が快速運転の対象駅であることが原因です。もちろん千葉駅や船橋駅もよく使われる駅ですが、西船橋駅も忘れることはできません。西船橋駅は快速停車駅ではありませんが、武蔵野線・京葉線や東洋高速線・メトロ東西線など乗り入れている路線がかなり多いためです。
ちなみに京成側から乗車する場合も、京成津田沼駅で降りて京成本線に乗り換える確率は非常に高いはずです。京成本線は、京成上野駅から成田空港駅までを結んでおり、県内北部の移動の際は頼りになります。
幕張本郷駅の利用率は、JR側・京成側双方ともはっきりとした傾向はありません。安定しているという見方が成り立たないわけではありませんが。1日平均の乗客数は、今世紀に入ってからは、JR側は25000～27000人の間で、京成側は5500～6500人の間で上下することが多いです。
幕張本郷駅の近辺で介護施設を探すと、介護付き有料老人ホームを中心に少しずつ違う個性を持った施設が出てきます。設備や人材のよさや医療施設との連携といった点ではどの施設も水準の維持に余念がないという点で一致していますが、それら以外の面では少しずつ違った方向性を持っています。駅からの距離や周囲の環境、費用体系などについてはなるべく直接交渉したり見学に出かけたりして、自身の目と耳で確かめることが一番でしょう。
画像の一部はwikipediaから引用しています
