上中里駅周辺は静かな住宅街。他駅も近く、公園もある

1933年開業。駅のホームには京浜東北線の赤羽・浦和・大宮方面へ向かう北行き列車と、上野・東京・横浜方面へ向かう南行き列車が停車。南行きは横浜駅から根岸線へ直通しています。2016年度の調査によると、1日の平均乗車人員は7,640人です。
駅の近隣に国立印刷局滝野川工場や瀧野川女子学園中学校・高等学校がある為、通勤や通学にも使われている駅です。しかし、駅周辺は静かな住宅街で、大きな商業エリアなども無く、駅の西には東京メトロ「南北線」が乗り入れる「西ケ原駅」があり、駅の東にはJR東日本の「東北本線(宇都宮線)」と「高崎線」が乗り入れる「尾久駅」もあるので、上中里駅は京浜東北線の中では最も乗降人員の少ない駅となっています。
最寄りのバス停は「旧古河庭園」バス停と「花と森の東京病院」バス停。「西ケ原駅」の上を走る県道455号「本郷通り」上にもバス停が設置されており、北区コミュニティバスの「王子・駒込ルート」が止まります。
北隣の「王子駅」まで1.1km、南隣の「田端駅」まで1.7kmと近く、上中里駅エリアは交通アクセス的に便利な場所といえるでしょう。ちなみに王子駅まで行けば、駅前に飛鳥山公園や商業施設などがあるので便利です。
また、上中里駅エリアには「地震の科学館」のある東京都北区防災センターや、北区立滝野川図書館や北区滝野川文化センターなどを有する北区滝野川会館、北区滝野川地域包括支援センターのある北区滝野川福祉保健センター、北区滝野川体育館といった公共施設が充実しており、花と森の東京病院や「西ヶ原一里塚」となどもあります。
警察署や郵便局、公園なども揃っていますし、ゲーテの作品を集めた私立図書館「東京ゲーテ記念館」や、七社神社や平塚神社といった神社仏閣なども。国の名勝にも指定された都立庭園「旧古河庭園」はバラの名所としても人気です。
近年、駅周辺には住宅型有料老人ホームやグループホームといったシニア向けの住まいも増えました。住宅型有料老人ホームは入居時の頭金0円から数千万円・月額利用料は10万円台から80万円台。高級系ホームには木のお風呂や、見晴らしの良い屋上バルコニーなどがあり、大変優雅です。
一方、グループホームは入居時の頭金0円・月額利用料10万円台。都内にしては居室が広めで、ゆったりと暮らせるホームもあるのでおすすめです。