パノラマ
スケールのある学生街。独特の雰囲気は味わい深いです
2014年の暮れに、駅の誕生からちょうど50周年という記念日を迎えた早稲田駅。早稲田大学の最寄り駅として、日々おおぜいの学生が降車する駅です。国内屈指のマンモス大学である同大学の敷地の大半が集中しているため、町全体が学生街といった趣向で彩られています。大学の用地を離れると平坦な住宅街に突入しますが、その中には学生がひとり暮らしをする集合住宅などがかなり含まれています。もちろん商業施設は多いですが、早稲田駅の出入り口に面している都道25号線（早稲田通り）の両側に集中しています。この通りを歩くと10数分で高田馬場駅にたどり着きます。早稲田駅の出口の前にはタクシーやバスのロータリーなどを設置するスペースはありません。しかし少し歩いた場所に専用の乗り場がつくられています。この場所に乗り入れている路線バスはすべて都営バスが運営しています。早稲田駅は、東京地下鉄の東西線の管内にある駅です。いちばん近い乗り換え場所はいうまでもなく高田馬場駅で、この駅を介してJRの山手線や西武新宿線に乗り換えできます（そして最近は、副都心線への乗り換えを行う乗客が増えてきました）。この反対方向に目を向けると、２区間先に飯田橋駅が出現します。飯田橋駅では、有楽町線や南北線、都営地下鉄の大江戸線やJRの中央線への乗り継ぎを実現できます。ちなみに早稲田駅にも、地上を歩く必要が発生するものの乗り換え先があります。都電荒川線の早稲田停留場まで行くと路面電車に乗れます。早稲田駅の利用率は、かつて低下が止まらない時期がありました。１日あたりの乗客数は1997年に４万人を割り、2001年には３万5,000人を割りました。しかし2000年代半ばから再増加に転じています。2007年に３万5,000人台に乗っており、近年は４万人近い数字を記録しています。早稲田駅の周辺には特別養護老人ホームのような公営の介護施設がそこそこ存在しますが、どこもおしなべて満員に達している模様です。これからの入居希望者には、民営の施設を手堅く利用しようとする姿勢が求められそうです。駅から２キロくらい離れてしまうことはあるものの、経験をよく積んだスタッフが働いている介護付き有料老人ホームなどが散在しています。見学や体験入居を通して、その質の高さをよく確かめることがおすすめ。入居費用に関しては変動制を採用しているところが大半を占めていますから、どのような支払い方式を選ぶべきか、はよく考えて決めるべきでしょう。 画像の一部はwikipediaから引用しています
