北区東十条区民センターや明理会中央総合病院の最寄り駅

東十条駅が誕生したのは、今から80年以上昔の昭和初期にさかのぼります。開業からおよそ四半世紀を通じて、下十条駅の名前で親しまれてきました。駅名の変更は、地域の名称変更がきっかけでした。
駅の所在地は、建物が密集した市街地の一角です。大半が戸建て住宅や小規模な集合住宅ですが、駅の東側にお進みいただくと大規模な王子五丁目団地が見えてきます。この団地の向こう側に、東京メトロの王子神谷駅があります。この駅では、南北線のご利用が可能です。歴史の長い住宅地には、信頼性の高い医療機関があります。東十条駅の近辺もその例外ではありません。
駅のすぐそばに位置する明理会中央総合病院は、2007年まで存在した別の病院の跡地を再活用する形で設立された医療機関です。このほか、八木病院や神谷病院などが知名度の高い医療施設です。東十条駅は、都道318号線や460号線のすぐそばにある駅。318号線に沿って東にお進みになると、じきに国道122号線にお乗り入れできます。駅付近に設置されているバス乗り場でお待ちになると、都営バスや国際興業バス、関東バスのサービスを利用できます。
東十条駅は、JRの東北本線および京浜東北線に所属する駅です。鉄道写真を撮影しやすい場所としてよく知られており、全国から撮影者が集まるほど。京浜東北線の管内では、王子駅と赤羽駅に挟まれています。王子駅では、南北線のほか都電荒川線にお乗り換えでき、王子駅の2区間先にある田端駅では、山手線をご利用可能です。赤羽駅では、埼京線・宇都宮線・高崎線など数多くの路線をご利用可能。埼玉高速鉄道線へ乗り継ぎもできます。
東十条駅の利用率は、30年近く前から低下していました。しかし近年は回復に転じています。1日平均の乗客数は、今世紀に入る少し前に2万3,000人を切りました。それから4年経つと2万2,000人を割っています。その後横ばいに近い状態が続きますが、2013年になると10年ぶりに2万2,000台に乗りました。
現在の東十条駅の界隈で介護施設をお探しになる場合は、駅から3km以上離れたところからが狙い目と呼べるでしょう。最初のうちは、駅から7kmくらいまでの範囲をじっくりと調べると良いです。
施設の種類に関しては、グループホームと介護付有料老人ホームの多さが目を引きます。サービス付高齢者向け住宅と住宅型有料老人ホームへ入居もできます。