気持ちよい潮風にあたりながら、若々しい暮らしを楽しめます
駅のすぐそばのにぎわいについては、目と鼻の先にある京急久里浜駅に一歩を譲りますが、この駅の周囲には開放感にあふれた商店街が開けており、高齢者にとって居心地のよい場所をずっと昔から提供してくれます。大規模な公園などは久里浜エリアには少数ではあるものの大切に管理されていますから、散歩などを楽しめる場所はなかなか充実しています。
外出の際は、自動車を用いるなら国道134号線を通って、各地の幹線道路などに接続していくのが妥当でしょう。バスについては、駅の出入り口に合わせて二分されています。どちらに乗り入れている路線も、京浜急行バスが管轄しています。
久里浜の交通については、海岸に近いことを忘れてはいけません。工場が並んでいるというイメージが強いのですが、久里浜港に関してはまったくの例外となります。この港からは東京湾フェリーなどが出航しており、船旅を楽しむことも不可能ではありません。
久里浜駅は、JRの横須賀線に属しており、現在は終着駅という立場にあります。横須賀線は大船駅を介して東海道本線とつながっており、これを利用して非常に遠く離れた土地に直行できるという強みがあります。
その手前にある駅に目を向けると、江ノ島電鉄船に乗り継ぎできる鎌倉駅や、京急逗子線との縁が深い逗子駅、京急本線と接続している横須賀駅などが目にとまります。もっとも、久里浜駅自体が京急久里浜線との間で連絡定期券を販売しているのですが。
久里浜駅の利用率は2000年代半ばまでずっと低下していました。しかし2008年以後は少しずつ回復しています。2012年には、1日あたりの乗客数が8年ぶりに7000人台に戻っています。
久里浜駅の周囲で介護施設を捜索すると、駅から至近距離では探さないほうがよいことがじきにわかってきます。駅の周囲はあまり静かではありませんし、用地などの問題もなかなか解消されない(ただし若干数が建てられています。あきらめずに探す価値はあります)ため、できれば2キロ以上離れたところで探すことがおすすめです。大型の介護付き有料老人ホームが多く、広い居住空間や眺めの雄大さなどを手軽に楽しむことができます。いつまでも元気でいたい向きにはおあつらえ向きの環境でしょう。