東京都心に近い船橋駅。商業・文化施設が多く交通機関も優秀
船橋市は東京都心に近いこともあり、都内で働く人のベッドタウンとして栄えている市です。
市内にはJR総武線・総武本線・中央緩行線、東武野田線など計7社9路線の電車が通っていますが、その中で最も規模が大きく、歴史も古いのが船橋駅となります。
船橋駅は1894年ごろに私設の総武鉄道の駅として開設されました。
その後1907年に国有化され、1908年には千葉まで乗り入れができる駅に。
また、現在の京成電鉄に当たる京成電気軌道が1916年に船橋駅まで線を延ばし、1923年には現在の東部野田線にあたる路線が船橋駅から柏駅まで開通しました。
すでに明治・大正の段階において、現在に続く鉄道網が開発されていたわけです。
近隣の主な駅までのアクセスとしては、JR武蔵野線と接続する西船橋駅までは約3分、千葉駅・京成千葉駅までは約20分。
総武線快速を使えば、東京駅まで乗り換えせずに約25分で到着します。
商業施設・文化施設が数多く立地している幕張新都心や東京ディズニーランドにもアクセスしやすい場所であるため、観光客の利用も多い駅となっています。
船橋駅の1日あたりの乗降客数は2019年度時点で約13万8,000人です。
駅周辺は大型商業施設、デパート、居酒屋などが集中して立地。
船橋駅はJRと東武鉄道が停車する駅と、京成電鉄が停車する形成船橋駅とがすぐ近くに位置していますが、両駅を結ぶ地域にお店や飲食店が集中しています。
デパートなど駅の近くにある商業施設へは、駅から延びる「ペデストリアンデッキ」を使えばそのまま向かうことも可能です。
食料品を購入できる店舗も多く、駅周辺で生活する場合に不便を感じることはないでしょう。
ただし、船橋市は東京から近い大都市でもあるため家賃相場が高めであり、船橋駅からアクセスできる老人ホームの入居費用は、千葉県の東部・南部地域に比べるとやや高め。
それでも都心から近いという利点と、商業・文化施設が多いという利便性の高さを踏まえると、船橋駅周辺に立地する老人ホームにメリットが多いのは間違いありません。