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【アンケート】親の介護で準備したことは?兄弟の役割分担や活用するべき制度を解説

【アンケート】親の介護で準備したことは?兄弟の役割分担や活用するべき制度を解説

突然要介護状態になったときに慌てないためにも、事前準備は大切です。しかし、介護の準備とは何から手を付けたら良いのか悩みますよね。

そこで、みんなの介護では在宅介護者を対象に「介護を始める前に準備したこと」についてアンケートを実施。850件もの回答が寄せられました。

アンケート結果を踏まえ、記事内では「介護準備のコツ」「家族間で確認しておくべきこと」について解説しています。さらに、施設介護を検討している方に向けて「身体状況別におすすめ施設種別」も紹介しているので参考にしてください。

みんなの介護アンケート

介護を始める前に準備したことは何ですか?
0100200300
 介護施設情報の入手(213件)
 介護保険制度を学習(166件)
 介護費用の貯蓄(161件)
 家族・親族への相談(95件)
 自宅のリフォーム(89件)
 かかりつけ医に相談(77件)
 介護技術・知識の習得(49件)

※複数回答可

【事例】介護で準備したいポイント3選

みんなの介護では介護者を対象に「介護を始める前に準備したこと」についてアンケートを取りました。アンケート結果のうち、上位3つは以下の通りです。

  1. 介護施設情報の入手
  2. 介護保険制度の学習
  3. 介護費用の貯蓄

介護が必要になってから慌てないために、今からできる備えについてアンケート結果を交えながら解説していきます。

1. 介護施設情報の入手

最も多かった回答は「介護施設に関する情報の入手」でした。

老人ホームには複数種類があります。施設種別によっても入居できる条件も異なるので、あらかじめ本人の身体状況を確認することが大切です。

以下は老人ホームの種類をまとめている一覧表です。ぜひ参考にしてみてください。

介護施設の種類一覧表

老人ホームの種類一覧表
種類 運営 自立 要支援
1~2
要介護
1~2
要介護
3~5
認知症 看取り
介護付き
有料老人ホーム



さんかく さんかく まる 二重まる 二重まる 二重まる
住宅型
有料老人ホーム
さんかく まる 二重まる まる まる まる
サービス付き
高齢者向け住宅
まる 二重まる 二重まる まる まる さんかく
グループホーム ばつ さんかく※1 まる まる 二重まる さんかく
ケアハウス


まる まる さんかく さんかく さんかく ばつ
特別養護
老人ホーム
ばつ ばつ ばつ 二重まる まる まる
介護老人
保健施設
ばつ ばつ まる まる まる まる
介護医療院
(介護療養型
医療施設)
ばつ ばつ まる まる まる 二重まる

※1:要支援2から

充実した対応

受け入れ可

施設によっては可

受け入れ不可

当サイトに掲載されている施設のデータを参考に算出

同じ民間施設であっても、要介護度によって入居できる施設が異なることがわかります。詳しく知りたい方は以下の記事で解説しています。

2. 介護保険制度の学習

介護保険とは、介護や支援が必要な方に介護や介護予防でかかる費用の一部を給付する制度です。

介護にかかる費用を軽減できるだけでなく、介護者の負担軽減にもつながることから、介護が必要になったら真っ先に利用したい制度の一つです。

以下で介護サービスの種類を見ていきましょう。

介護サービスの種類

高齢女性の入浴介助をしたり、高齢男性の車いすを押したりする若い女性

在宅で介護を行う場合の介護保険サービスは大きく分けて以下の3つに分類できます。

訪問系サービス
ホームヘルパーが高齢者のお家を訪ね、掃除、洗濯、調理、買い物などの家事援助やおむつ交換、お風呂の介助などの身体介護を行うサービスです。
通所系サービス
日帰りで施設に通います。体操やレクリエーション、リハビリなどを行います。また、入浴や食事をするサービスもあります。
宿泊系サービス
施設に1泊から数週間、宿泊します。介護をしている方が病気になって介護が難しいときや、介護に疲れ少し休みたいとき、旅行に行くときなどに利用したいサービスです。

介護保険サービスの詳細については以下の記事で解説しています。

また上記のほかに「介護保険外サービス」があります。

介護保険外サービスとは
介護保険サービスでは提供されない部分を補うサービスのことです。

例えば、要介護認定されていない比較的元気な高齢者は、介護保険サービスを利用できません。しかし、介護保険外サービスであれば、そうした制限なく利用できます。

具体的なサービス内容としては、ホームヘルパーによる家族のための食事作りやお墓参りの代行、旅行の付き添い、民間事業者が提供する配食サービス、ボランティアが行う付き添いや安否確認などです。

介護を受けるには介護保険を申請する

介護保険サービスを利用するには要介護認定の申請する必要があります。

申請前に、各自治体の「役所の介護保険の窓口」「地域包括支援センター」などに問い合わせをして、持参する書類や印鑑などを確認しておきましょう。

介護保険の申請については以下で詳しく解説していますので、参考にしてください。

3. 介護費用の貯蓄

親が高齢になってくると、いつ要介護状態になってもおかしくありません。元気なうちから資金の準備をしておきましょう。

特に在宅介護の場合は自宅のリフォームに加えて、ベッドや各種介護用品などを準備する必要があります。

介護保険サービスも利用料金の一部を支払う必要があります。経済的な余裕を持つことができれば、介護をする側にとっての心の余裕にもつながります。

介護費用の準備

一般的に介護費用は親のお金でまかないます。介護に充てられるお金は「公的年金(国民年金や厚生年金、共済年金)」や「個人年金」、「預金」などが挙げられます。

「将来の介護のことについて話し合っておきたい」と話のきっかけをつくり、介護費用の話をしておくと良いでしょう。

親と話し合っておくこと

介護の準備は介護者と要介護者、双方で認識をあわせておくことが大切です。

以下では確認すべきポイントを紹介します。

親の心身状態の確認

加齢によって、普段の生活における体調や心身状態に少しずつ変化が生じてきます。例えば、「手からものを落としやすくなった」「ふらつくことが増えた」「もの忘れが多くなった」といったことです。

こうした体調や心身状態の変化をメモしておくと、自分や周囲の人が「健康面で異常が起こっている」予兆に気づくことができます。

過去の怪我・病気・アレルギーも要確認

介護が始まると、過去の病気や怪我について書類に記入したり、かかりつけ医や施設職員に尋ねられたりする場面が多くあります。

いずれも介護方針を決めるうえで重要な判断材料となるため、きちんと伝えられるよう準備しておきましょう。

また、かかりつけの病院や主治医がいるときは、どこの病院かも確認しておくと安心です。

服用している薬

服薬介助を行うにあたり、親が服用している薬の把握は欠かせません。

服用している薬の種類、回数はもちろん、副作用があって服薬をやめた薬があれば、お薬手帳を活用して記録を残しましょう。

なお、お薬手帳が複数ある場合は1冊にまとめおくと便利です。

親の交友関係を確認

老人ホームに入居することになった場合、交友関係のあった人たちに連絡を入れるようにしましょう。

突然、連絡が取れなくなったことに心配をかけてしまう可能性があります。

連絡先は一覧にして名前や続柄などをチェックできるようにしておくと便利です。

終末期の対応

介護や治療、看取りの方法については、高齢者それぞれが希望を持っています。

終末期に備えて「延命治療をしない尊厳死を望むのか」「どこで最期を迎えたいのか」など、一度は話し合う機会を設けることも大切です。

日本人が最期を迎える場所と迎えたい場所の割合

最近では「終活」という言葉もありますが、エンディングノートを活用しながら将来について話し合うのも良いでしょう。

介護方針を決める

親が希望する介護と、子どもたちが考える介護が曖昧だと家族間のトラブルに発展することがあります。

そのため、親がどんな介護を受けたいか、家族で話し合った上で、介護をする子どもたちがどこまで実現できるか具体的にしましょう。

介護の仕方は大きく3種類ある

介護の形態には、大きくわけて次の3つの選択肢があります。

  1. 在宅介護
  2. 遠距離介護
  3. 施設介護

それぞれの特徴を以下で見ていきましょう。

在宅介護
要介護者と同居しながら介護を行う方法です。要介護者である親は住み慣れた家で生活を続けることができ、また介護する側である子どもは常時親の見守りを行えます。
さらに、自分で介護を行うので、施設介護などにくらべると費用は安くなります。
遠距離介護
遠方に住んでいる要介護者と別居しながら、週末に訪問したり、介護サービスなどを利用したりして介護をする方法です。同居の場合よりも介護負担は少ないですが、移動のための交通費がかかります。
施設介護
介護施設に入居してプロに介護してもらう方法です。入居後はプロの介護士のサポートを受けることができるうえ、設備や環境が自宅よりも整っています。
医師や看護師の支援を受けることもできるので、健康面でも安心です。しかし、高額の入居費用がかかること、要介護者が住み慣れた自宅から離れる必要があることなどが難点といえます。

老人ホームに入居するタイミング

「できるだけ在宅介護を続けたい」と思う家族は少なくありません。しかし、介護する家族が日頃の介護から疲れや睡眠不足が続き、倒れてしまう可能性もあります。

在宅介護に限界を感じたり、介護してくれる方が身近にいなかったりする場合は施設入居を検討しましょう。

冒頭でも紹介した通り施設ごとで入居条件やサービス内容は異なります。焦って探して施設選びを失敗しないために、介護が必要になる前から施設の情報を集めることが大切です。

身体状況に合った老人ホームの選び方

この項目では身体状況別におすすめの施設を紹介しています。現在の状態と照らし合わせながら見ていきましょう。

自立の状態でも入居できる「サ高住」

サ高住はひとり暮らしや生活に不安のある方が入居し、安否確認・生活相談サービスを受けられる施設です。

館内はバリアフリー完備で、入居者が安心して生活できる環境が整えられています。また、ほかの施設よりも生活の自由度が高い点が特徴です。外出や入浴は自分の好きなタイミングでできます。

自立の状態から入居でき、夫婦でのサ高住の利用も可能です。ただし、要介護度が高くなると、退去や転居を求められる場合があります。

サービス付き高齢者向け住宅を探す

日常生活の一部に介護が必要な場合は「住宅型」

住宅型は食事の提供や掃除、緊急時の対応などの生活支援サービスを受けられる施設です。

外部の事業所と契約を結ぶことで、一人ひとりの状態に適した介護サービスを利用できます。ただ、介護度の軽い方は費用を抑えられますが、利用頻度の多い方は費用が高くなる場合がある点に注意が必要です。

そのほかに、レクリエーションやイベントが豊富で、入居者同士のコミュニケーションを楽しめます。住宅型は設備の充実した施設が増えているため、ライフスタイルに合わせた生活を期待できるでしょう。

住宅型有料老人ホームを探す

認知症ケアなら「グループホーム」

グループホームでは認知症の進行を遅らせるレクリエーションやリハビリなどを受けられる施設です。地域密着型施設になるため、慣れ親しんだ地元で生活を続けられます。

グループホームにはユニット型とサテライト型があり、ユニット型は少人数で共同生活をします。少人数での生活のため、入居者やスタッフとも信頼関係が築きやすいです。

一方、サテライト型はユニット型と同様のサービスを受けながら、ひとり暮らしができます。

グループホームを探す

24時間介護が必要な場合は「介護付き」

介護付きは要支援2以上の高齢者3人に対して1人の介護職員または看護職員の人員配置が義務付けられた施設です。ほかの有料老人ホームとも比較しても介護体制が手厚く、入居途中で介護度が重くなっても退去や転居はありません。

また、看取りに対応する施設も多く、住み慣れた施設で最期まで暮らせる点も特徴です。

グループホームは重度の認知症になると転居を勧められる場合もありますが、介護付きは重度の認知症にも対応します。

特養と同等の介護サービスを受けられることから、特養の代わりに介護付きに入居する方も多いです。

介護サービス費は定額なので、重度の方は居宅介護サービスを利用するより安く済むケースもあります。

介護付き有料老人ホームを探す

みんなの介護 入居お祝い金の進呈について

介護者が知っておきたい制度

この項目では介護者の負担軽減につながる制度を解説します。

うまく組み合わせることで、介護と仕事を両立できるようになるほか、経済的不安を和らげることができます。

職場で使える介護支援制度

介護サービスだけでなく、公的な介護支援制度を活用することが重要です。主な制度には以下の2つがあります。

介護休暇
1年間に最大5日間を上限に取得できます。なお、正社員・非正社員(パート・アルバイト・派遣社員・契約社員)の双方が対象です。
介護休業
1回につき通算93日を上限に、3回まで取得できます。また、休業中は介護休業給付として、月額賃金の67%を受け取れます。
取得する際は、制度を利用する2週間前までに手続きを行う必要があります。

福祉用具の補助金制度

福祉用具の貸与にも補助金制度があります。要支援・要介護度に応じた支給限度額の範囲内で、介護保険の利用料を支払います。なお、利用料は介護保険の自己負担割合に応じて異なります。

都道府県の指定を受けている、または市区町村の基準に該当している販売店・業者で利用が可能です。

住環境を整備する制度

介護保険制度のなかに「居宅介護(介護予防)住宅改修費」という項目があります。

在宅で介護するとき、高齢者が必要とするリフォームについて一定の条件を満たしたうえで申請すれば、補助金が支給されます。

介護が始まったときに相談できる機関

介護が始まったときに相談できる場所についても確認しておきましょう。

介護保険の制度や介助の方法、さらには介護がつらいといった悩みまで早めに相談することが大切です。

  • 居宅介護支援事業所、ケアマネージャー
  • 地域包括支援センター
  • 市役所・区役所(介護保険課・高齢者福祉課など)
  • 民生委員、地域福祉委員など
  • 介護者の会・家族会

自治体ごとに設置されている地域包括支援センターでは、介護に関する悩み相談を受け付けています。

「はじめての介護で、右も左もわからない」という人も不安や疑問を伝えることで、適切なアドバイスがもらえるでしょう。

兄弟・姉妹間で確認したいこと

介護を続けていくうえで、ご家族同士で支え合うことも重要です。

兄弟姉妹間で協力体制を築いておくことも必要なので、それぞれの役割を確認しておきましょう。

介護の役割分担

在宅介護をする場合は「誰が親を介護するか」は明確にする必要があります。

介護者となる人が一番大きな負担がかかります。

例えば、長男が介護を担うのであれば、次男はそれ以外の部分でサポートすることが望ましいです。

経済的負担

介護が始まると、さまざまな費用が発生します。生活費や介護サービスにかかる費用、診察などの医療費、おむつなどの介護用品代、通院などの交通費など、まとめるとかなりの金額になります。

介護費用にかかる費用は資産管理するご家族がしっかりと把握し、履歴を残しておきましょう。

生命保険文化センターによると、介護にかかる月々の費用は7.8万円とも言われています。

介護を直接できない場合は、経済面を負担することで、介護者の負担を軽減することができるでしょう。

自宅介護の準備チェックリスト

介護費用はどこから捻出するか

お金についてノートにメモをする若い女性

介護が必要になった場合、お金の見通しをしっかり立てておくことも大切です。ご本人が認知症になってしまうと、資産管理ができなくなることも考えられます。

親の資産として預貯金、借入金がどれくらいあるのかなどを把握しておくと、介護費用にどれくらい使えて、どれくらいご家族で負担をしなくてはいけないのか見通しを立てることができます。

また、通帳や印鑑、カード類などの保管場所は親にあらかじめまとめておいてもらうと安心です。

要介護認定は受けているか

冒頭でも解説したように介護サービスを利用するためには、要介護認定を受けている必要があります。

市役所で申請書をもらい、記入のうえ提出しましょう。申請書はホームページからもダウンロードが可能です。

また難しい場合は、ケアマネージャーに代行してもらうこともできます。

ケアマネージャー・ケアプランは決まっているか

介護を受けたいと思ったら、ケアマネージャーを探し、ケアプランを作成してもらわないと介護保険サービスが受けられません。

ケアマネージャーはケアプラン作成してから、市区町村の介護サービスを提供する事業者に連絡をとり、スケジュールなどの調整を日々行います。

食事制限がある場合は、充分な指導を受けたか

ステーキを食べてはいけないことを話す若い男性医師

高齢者の方は、身体の状態に合わせた食事が必要になることがあります。特に生活習慣病については、塩分や糖質、カロリーなどの制限が必要です。また、年を重ねると咀嚼する力や飲み込む力が弱まってきます。

その場合は、安全に食べられるように工夫する「介護食」をつくる必要があります。どんな食事が良いのかは、かかりつけ医に相談して決めるのが良いでしょう。

在宅介護をする住環境は準備が整っているか

自宅で介護をする場合は、環境が十分に整っているか考えてみましょう。

例えば、車椅子や介護ベッドが使えるように部屋のスペースや必要な廊下の幅を確保すること、「トイレが近いかどうか」など要介護者の居室の場所を見直すことも重要です。

場合によっては、家の中をバリアフリーにするためのリフォームになるでしょう。

介護用品は揃っているか

自宅で介護を始めるとき、おむつや杖、口腔ケアグッズなどの介護用品が必要になってきます。必要に応じた介護用品があるか確認しましょう。

おむつは市町村から現物支給してもらえる場合があるので、地域包括支援センターや市役所などで相談してみてください。

介護の寝巻き(ゆかた)

在宅介護の負担を減らす介護用品の一つに「介護寝巻き」があります。

通常の寝巻きと違い、襟や袖などが全体的にゆったりとしたつくりで、寝ている状態でも着脱しやすいです。

また肌触りの良い素材でできており、要介護者の着心地も快適です。

休日・夜間診療に対応できる病院があるか

休日や夜など緊急時の対応に備えておくのも重要です。近くにある病院が、休日や夜間に対応しているかを確認しましょう。かかりつけ医がいる病院が夜間に対応してない場合は、ほかの病院を受診することもあります。

事前に市のホームページで夜間に頼れる病院を探しておくか、ケアマネージャーや地域包括支援センターに相談しておくのもひとつの方法です。

まとめ

事前をしっかりして備えておけば良かったと、親の介護を経験した方の多くが感じています。

在宅介護が始まってから備えようと思っても、自由な時間がなかなかとれなかったり、出費が多くて経済的に苦しくなったりと、思うようにいかない可能性があります。

「まだ大丈夫だろう」と思わず、今から準備しておくことが、在宅介護の負担を減らすうえで重要です。

よくある質問

一般的に介護は誰がするもの?

【回答】
親の介護は親の配偶者や子ども、孫、親の兄弟姉妹、祖父母といった親族が行なう義務があります。

【解説】
介護の義務は金銭面の援助ですが、自身の病気や仕事の不安定などにより費用を負担できない場合は、家庭裁判所の判断を仰ぎましょう。
親族で介護分担の話し合いでまとまらないとき、家庭裁判所に判断を委ねることで親族でのトラブルを回避できます。

また金銭的に厳しい場合は、親に生活保護の受給申請を提案してみましょう。

【詳細を知る】
介護の準備の詳細は、「【アンケート】親の介護で準備したことは?兄弟の役割分担や活用するべき制度を解説」のページで解説していますので、ぜひご覧ください。

介護ではどのようなことをする?

【回答】
介護では身体的援助・日常生活全般の支援を行ないます。

【解説】
身体的援助とは「食事・排泄・入浴・更衣」といった援助のことを言います。加齢によって、一人で入浴することが困難になったり、ズボンの脱ぎ着ができなくなったりしている時に手伝います。
また日常生活全般の支援では、料理や風呂の清掃、買い出しなどを本人に代わって行ないます。

いずれも全て一人で行なうのではなく、同居している家族と協力しあって行なうことが大切です。

【詳細を知る】
介護の準備の詳細は、「【アンケート】親の介護で準備したことは?兄弟の役割分担や活用するべき制度を解説」のページで解説していますので、ぜひご覧ください。