駅がある練馬区は高齢者福祉に手厚い自治体

その影響で利便性がずいぶんと発達し、緑地葉急速に減少していきましたが、まだ石神井川沿いをはじめ、シルバー世代が散歩を楽しむところにふさわしい場所は、少なからず見つけ出せます。
バスで移動したいときは、国際航業バスが管轄する路線が出ていますが、やはりメトロでの移動に目を向ける人のほうがたくさんいそうです。2008年に副都心線が開通して以来、この駅を含めた和光市駅から小竹向原駅の区間は有楽町線と副都心船が両方とも停車します。和光市駅まで行けば、東武東上線に乗り換えできますし、小竹向原駅で降りると西武池袋線を利用できます。
さらに向こうにいけば、池袋駅が見えてきますから、移動先は一気に広がる結果となります。そこから先は分かれますから、新宿区・渋谷区に行きたいなら副都心線が妥当ですし、東京都の東半分に行きたいなら有楽町線を使うことがベストです。
これくらい便利な駅ですから、利用率は右肩上がりに近い伸び方をしています。1日あたりの乗降客数は、2004年にはじめて30000人を突破しました。その後は、わずかに減少した年もありましたが総じて増加の一途をたどっており、40000人をオーバーするのは時間の問題ではないかと、よくうわさになっています。
この駅があるのは練馬区という、23区内でも高齢者福祉政策の進行がしっかり進められているエリアです。氷川台駅を起点にして老人ホームや高齢者専用住宅を探すなら、公的な施設から民間の施設まで多岐にわたる選択肢をもてるチャンスがあります。それに、グループホームのような小ぢんまりとした建物を使うことが多い施設を除くと、総じて広々とした開放感がに恵まれた施設に多く出くわせる点も、もっと評価されてよい部分でしょう。
急速に農地が縮小したエリアとはいえ、まだ緑や自然を感じさせてくれる機会が多く、健康的な老後にあこがれている向きには、この氷川台駅周辺は自信を持っておすすめできます。費用についても、10~15万円程度の月額使用料で間に合う施設が見つかるチャンスが(施設の種類を問わずに)あります。さすがに介護つき有料老人ホームとなるとそこまで安価な施設はありませんが、それ以外であれば「広さのわりに安い」というメリットを享受できるかもしれません。