ケアハウスやグループホームに関心があるならちょうどいい時期
駅の周囲は、大型の商業ビルなどが以前から並んでいましたが最近は荒川区の再開発計画が進行中のため、徐々に新しい建物が増えつつあります。バスの乗り場はかなり多く、参入している事業者は京成バス・都営バス・区営のコミュニティバスと昔から地域密着型の運営に注力してきたところばかりです。現在残っている路線を数えると10本以上に上ります。
南千住駅は3種類の鉄道事業者が関与している駅です。JRについては常磐線、東京メトロについては日比谷線、そして首都圏新都市鉄道についてはつくばエクスプレスが走っています。いずれから乗車しても北千住駅の存在感がひと際目立ちます。北千住駅では、メトロの千代田線・東武伊勢崎線への乗り換えのチャンスもありますから、一時下車するパターンはどうしても多くなるのです。
常磐線と日比谷線では上野駅に近いことも忘れてはいけません。上野駅でなら、メトロの銀座線や京成本線、そしてJRの新幹線や在来線が合わせて10種類前後使用可能となります。
北千住と上野以外の乗り換えの機会についてもまとめておきましょう。常磐線では、松戸駅で新京成線に、柏駅では東武野田線に接続しています。日比谷線の場合、隣にある三ノ輪駅では都電荒川線と連携しています。
3路線が交差するおかげで、南千住駅の利用率は年々上昇しています、2005年の時点では1日平均の乗客数は25000人程度でしたが、その5年後には30000人を突破しています。その後も現在まで、上昇傾向はあまり変わっていません。
南千住駅の周辺には高齢者のいる世帯は無数にありますし、介護事業界からの注目は常に高いエリアです。介護付き有料老人ホームが見つかりやすいのは、その影響が大きいでしょう(もっとも、駅のすぐそばに目立つわけではありません。
数キロ程度の距離を設定して探す必要があります)。そして、グループホームやケアハウスの軒数が増えているという特徴があります。これらの施設には、あまりコストがかからないようになっているところが多いですから、条件が合う向きにはおすすめです。