駅の周囲の発展が絶え間なく続く、県下の代表的な商業地区
駅の周囲にはかつて軍の用地がありましたが、過去半世紀を通して巨大な商業施設が幾度となく入り込み、現在では県内トップクラスの繁華街に成長しました(その一方で、どちらの出口から歩いても数分かけるだけで、落ち着いた風情の住宅地に入り込めるという特徴を持ち合わせています)。21世紀に入ってから新たな区画整理事業が持ち上がったため、特に南口を中心に大型マンションの誘致をはじめとした再開発プロジェクトが粛々と進められています。
巨大な駅にはつきものですが、津田沼駅の北口・南口のバスロータリーの発達ぶりは申し分ありません。京成バスグループが一般の路線の大半を運行していますが、ちばレインボーバスが主導する路線が一部で根強いシェアを保っています。また、平和交通が「ららぽーとTOKYO-BAY」へ向かう路線を、駅から少し離れた乗り場で運行しています。
津田沼駅は、総武線の快速列車が停車する駅です。総武線は複雑な構造を持っている路線ですが、この快速列車が停丸範囲に限定して考えても、千葉駅から東京駅までの間の重要な拠点の大部分にストレートに出かけられます。
そして新京成線の新津田沼駅が徒歩で数分の場所にあります。北習志野駅で東葉高速鉄道に乗り換えられるほか、新鎌ヶ谷駅で東部野田線や北総鉄道、さらに京成電鉄の成田スカイアクセスに接続できます。
津田沼駅の利用率は、県内では5番目の高さだといわれています。約20年前を境に、1日あたりの乗客数が大きく落ちたことがありましたが、その後は小刻みに上下を繰り返しています。2004年以降は100000~105000人の間で推移している模様です。
津田沼駅の周囲で介護施設を探すときは、船橋市と習志野市双方の介護施設が出てくる点に注意しましょう。グループホームなどはけっこうありますが、住所の縛りを受ける点に振り回されないようにしないといけません。
施設の種類や駅からの位置についてはバラバラで、近隣に多く暮らしてきた高齢者の受け皿がどんどん増やされていることがわかります。共通点を探すなら「便利な土地からそう離れていないのに、整然とした暮らしを確立できる点」や「設備・スタッフともに水準の維持・向上が行き届いている点」でしょう。