大使館やタワーマンションもある高輪ゲートウェイ駅!ショッピングエリアも豊富

高輪ゲートウェイ駅のある東京都港区は多くの大企業が本社を置いている地域で、日本を代表するビジネス街の一つです。
千代田区、中央区と並んで都心3区として位置づけられています。
一方で、各国の大使館や富裕層向けのハイタワーマンション、商業施設も多数立地。
国際色のある居住地やショッピングエリアがある点も、港区の大きな特徴です。
江戸時代は大名屋敷が軒を連ねる地域で、明治期になると華族が暮らす高級住宅街へと生まれ変わりました。
それが戦後になると、京浜工業地帯が形成されていったこともあり、企業の社屋が多く進出する地域になっていったのです。
区内には山手線をはじめ、営団地下鉄線、都営地下鉄線の各路線が網の目状に張り巡らされています。
路線バスも多いので、自家用車を使わなくても公共交通機関を利用すれば区内外どこでも簡単に移動可能です。
そんな高輪ゲートウェイ駅はJR山手線、京浜東北線が乗り入れる新駅として設置され、2020年3月に暫定開業しました。
新規に駅が誕生するのは山手線では49年ぶり、京浜東北線だと20年ぶりのことです。
高輪ゲートウェイ駅が建設された背景にあるのが、品川駅~田町駅までの再開発事業である「グローバルゲートウェイ品川」事業です。
この事業では世界中から企業、人材が集まる国際交流拠点の創設が目的とされ、東京の玄関口を新たに作るという理念のもと開発が進められています。
駅名にゲートウェイ(玄関口)という言葉が採用されたのも、こうした開発理念を反映してのものでしょう。
高輪ゲートウェイ駅の周辺は、2021年現在も目下開発中です。
ビジネス支援施設や国際カンファレンス施設、文化創造施設、外国人が利用できる宿泊施設などが、2024年ごろの開業を目的として建設を進めています。
駅の南側は、品川駅の改修と並んで開発が進められる予定です。