老人ホーム・介護施設の紹介センターとは
「老人ホーム紹介センター」は、利用者の身体状況や経済状況などを細かく聞いたうえで、本人に最適な高齢者施設、介護施設、高齢者住宅を紹介する相談窓口です。
老人ホーム紹介センターには公的機関(高齢者総合相談センター・地域包括支援センター・福祉事務所など)や、民間の紹介センターがあります。
近年では、スマートフォンやパソコンなどから相談できるオンラインサービスを提供している民間の紹介センターも増えており、より手軽にサービスを利用できるようになっています。
以下で、老人ホームの紹介センターをおすすめする理由を見ていきましょう。
紹介センターをおすすめする理由
紹介センターをおすすめする理由に、自分に合った施設を素早く見つけられることが挙げられます。
高齢者向け施設の種類は大きく分けて8種類あり、施設ごとにサービス内容や特徴が異なります。
【一覧表でわかる】老人ホーム8種類の違いと特徴(介護度別・認知症対応)
そのため、自分に合っている施設を見つけることは難しく、施設探しに少なくない時間がかかってしまいます。
そういったときに紹介センターを利用することで、施設探しの時間を大幅に短縮できます。
また、紹介センターでは見学予約や契約書類に関するサポートまで幅広く行っていることから、入居トラブルを未然に防ぐことができます。
老人ホーム紹介センターの相談方法別メリット・デメリット
老人ホーム紹介センターの相談方法は大きく分けて、「オンライン」と「オフライン」の2つがあります。
それぞれのメリット・デメリットを以下の表にまとめていますので、確認してみましょう。
相談方法 | メリット | デメリット |
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オンライン |
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オフライン |
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オフラインの場合は相談員と対面で相談できる一方で、紹介できる施設が近隣エリアに限られるといったデメリットがあります。
その点、オンラインの紹介センターであれば、エリアに限定されることなく、全国の老人ホームを紹介できます。
紹介センターに足を運ばなくても良い気軽さからも、オンラインの方が自分に合った施設を見つけやすいと言えます。
次の項目では、数ある老人ホーム紹介センターのなかで「みんなの介護」が選ばれている理由を5つ紹介します。
オンライン老人ホーム紹介センターなら『みんなの介護』
施設掲載数ランキングNo.1
老人ホームの入居先を選ぶときは、少なくとも3~4の施設を見学し、比較検討することが不可欠です。
そのための情報を少しでも多く入手していただけるように、「みんなの介護」では2022年6月時点で、合計4万9,000件以上の老人ホームを紹介しています。
この「4万9,000件」という数字は、日本最大の紹介数です。
紹介している施設数が多い分、希望に合った施設を複数見つけられる可能性も高まります。
サイトの見やすさランキングNo.1
「みんなの介護」では、各施設の特徴をより深く理解してもらえるように、サイトの「見やすさ」を重視しています。
プロのカメラマンが撮影した写真も掲載しており、施設の雰囲気が伝わりやすい画像が多いです。
またグーグルマップと連動し、自宅から施設のアクセスに加え、施設周辺の環境もわかりやすくなっています。
ほかにも、以下のような機能があります。
- 360°パノラマで施設の外観・内観を見ることができる
- 空室の状況をリアルタイムで確認できる
- 老人ホームのパンフレットをネット上で閲覧・ダウンロードできる
こうした工夫と努力により、インターネット調査で「見やすさNo.1」の評価を獲得しています。
検索のしやすさランキングNo.1
検索のしやすさも「みんなの介護」の特徴です。
老人ホームの検索画面では、「地域の絞り込み」と「予算の設定」の2つの検索機能が用意されており、自分が希望する施設を瞬時に探すことができます。
また、検索条件に設定できるのは立地場所や予算だけではありません。
「今飼っている猫と一緒に老人ホームに入居したい」といったその人ならではのこだわりの条件や、「たん吸引のケアに24時間対応してくれる施設を探したい」といった医療サービス別に施設を検索することができます。
こだわり条件・医療サービスから施設を探す情報の量・質・鮮度ランキングNo.1
「みんなの介護」における老人ホームの紹介ページには、以下の情報が掲載されています。
- 施設の空室状況
- 職員体制
- 入居者情報
- 入居後の1日のスケジュール
- 利用料のシミュレーション
特に注目すべきは、空室情報をリアルタイムに把握できる機能です。
「待機しなくても良い施設に入居したい」と考えている方は多いと思いますが、「みんなの介護」であれば、即入居できる施設がどこにあるのかすぐに見つけられます。
検索結果は地図で表され、空室のある施設のある場所にピンが立つという、視覚に訴えるわかりやすい仕様です。
各種市場調査でも、情報の量と質、そして鮮度の面でNo.1の支持を受けています。
利用者数・閲覧数・評判ランキングNo.1
現在、「老人ホーム検索サイト」と呼ばれるサイトはインターネット上に数多くありますが、大手と呼ばれるサイトは4~5社ほどです。
その中でも「みんなの介護」は、「1,200万」という圧倒的な月間PV数を誇っています。
また「みんなの介護」は見やすさや、検索機能の高さのみならず、以下のようなコンテンツを設けています。
- 介護分野における最新のニュース
- 介護関連のお役立ち情報の紹介
- ユーザー同士が交流できるコミュニティースペース
介護を必要とする方だけでなく、介護に携わっている方にとっても、価値の高い情報を届けています。
実際にアクセス数は年々急増しており、現在も成長し続ける日本最大の「介護ポータルサイト」となっています。
オンラインで希望の施設を探す「みんなの介護入居相談センター」の利用方法
電話とチャットで相談できる
この項目では「みんなの介護入居相談センター」の利用方法を見ていきましょう。
「みんなの介護」の入居相談センターでは、電話またはチャットで相談を受け付けています。
お電話には介護専門の相談員が対応し、「〇〇市で入居できそうな老人ホームを探している」「○○円くらいで入居できる良い施設はない?」など、希望条件を伝えていただければ、該当する施設をご紹介します。
もちろん、希望条件もあまり定まっていない方からの問い合わせも歓迎しています。
経験豊富な相談員が一つひとつ丁寧にヒアリングしますので、安心してください。
またお電話だと周囲の人目が気になるという場合や、もっと気軽に相談したいという方はチャットでご利用ください。質問に答えていくだけで、最適な施設をご紹介します。
利用料は無料
電話またはチャットでの相談は無料です。
専門家からのアドバイスをお金をかけずに受けられるのは、「みんなの介護」の大きな特徴です。
もちろん、老人ホーム契約後に費用が発生することはありませんので、ご安心ください。
入居お祝い金最大10万円を進呈
「みんなの介護」利用して老人ホームへの入居を決めていただいた方には、もれなく入居祝い金として最大10万円を進呈しています。
施設に入居する際は何かと出費が多いもの。「みんなの介護」からの入居お祝い金をぜひ資金の足しにしてみてはいかがでしょうか。
入居お祝い金について詳しく知りたい方は以下のボタンから確認できます。
「みんなの介護」を利用する、おすすめのタイミング
身体機能の衰え・認知症の進行・物忘れが目立つ時
体力が衰えるなどの身体機能の低下が著しくなると、自宅での生活が難しくなってきます。
また、認知症が進行して介護負担が大きくなると、在宅介護の継続が困難になる可能性もあります。
そんなとき、老人ホームに入居することで、機能訓練によって健康維持や介護予防、認知症の進行の抑制などに取り組めます。
【わかりやすく解説!】認知症とは(初期症状・種類・予防方法・進行・何科を受診?)
希望する条件や施設が決まっている時
入居したいと思える施設を見つけても、人気がある施設ほど定員は埋まりやすく、入居できるまで自宅で待ち続けている人も少なくありません。
もし入居を希望する施設が決まっているのなら、早めに見学を行い、入居の申し込みをする必要があります。
みんなの介護であれば、空室状況がリアルタイムで確認できるほか、見学予約もあなたに代わって行います。
ここまでは「みんなの介護入居相談センター」の特徴や利用方法を解説してきました。
次の項目では老人ホームに入居する目的や、入居者の身体状況に合った「おすすめの施設」を5つ紹介します。あらかじめ施設種別を絞っておくことで、相談もしやすくなります。
老人ホームの入居目的と希望に合ったおすすめの施設
バリアフリーな環境で暮らしたい「サ高住」がおすすめ
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、入居者に安否確認と生活相談のサービスを提供するバリアフリー完備の賃貸住宅です。
サ高住には「一般型」と「介護型」の2種類があります。
一般型は自立や要支援の方が入居対象となっているのに対し、介護型は要介護度が重い方も受け入れています。なお介護型は一般型と比べて施設数が非常に少ないので、注意が必要です。
主に自立している方や日常生活の一部で介護サービスの利用を考えている方におすすめです。
サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)とは?入居条件や食事・認知症対応を解説(有料老人ホームとの違いも)
サービス付き高齢者向け住宅を探す自分に合った介護サービスを利用したい方は「住宅型」がおすすめ
住宅型有料老人ホーム(住宅型)は、生活支援サービスを受けながら生活できる施設です。
介護サービス費は利用した分のみ発生するので、その時々で必要なサービスを利用したいと考えている方に向いています。
またイベントやレクリエーションが盛んに行われているので、入居者同士のコミュニケーションを楽しみたいと考えている方にもおすすめです。
【図解】住宅型有料老人ホームとは?入居条件や特徴・1日の流れを解説
住宅型有料老人ホームを探す認知症の方は「グループホーム」がおすすめ
グループホームは認知症ケアに特化した施設です。入居対象となるのは、医師から認知症の診断を受けている要支援2以上の認定を受けている方です。
入居後は9人単位で形成されるユニットの一員として、他の入居者と共同生活を送ります。ケアもユニット単位で個別に行われるので、職員の目が行き届きやすいです。
グループホームは、認知症がまだ軽度~中度の段階で、症状の進行を食い止めたい・改善したい方におすすめの施設です。
【図解】グループホームとは?入居条件や認知症ケアの特徴・居室の種類を解説
グループホームを探す日常生活の多くで介護を必要とする方は「介護付き」がおすすめ
介護付き有料老人ホーム(介護付き)は、介護・医療体制が整っている施設です。介護サービスは毎月定額で提供され、どれだけ利用しても追加の費用負担は発生しません。
介護付きは特に介護度が高い方におすすめの施設です。認知症への対応力も高く、寝たきりの方の受け入れも可能です。
なお、介護付きの中には自立で入居できる施設(入居時自立型など)もあり、その場合は自立の方にも適しています。
入居後に要介護状態となった場合でも、介護を受けながら生活できるので転居の必要もありません。
【特徴がわかる】介護付き有料老人ホームとは?(入居条件やサービス内容など)
介護付き有料老人ホームを探す予算を抑えたい方は「ケアハウス」がおすすめ
ケアハウスは社会福祉法人や医療法人などが事業主体となっている施設です。
最大の特徴は、低所得の方でも入居しやすいという点。一人暮らしをしていて、経済的にも余裕がない方にとって有力な入居先候補となるでしょう。
ケアハウスには自立型と介護型があり、自立~軽度の方は自立型、すでに要介護状態となっている方は介護型に入居します。
また全室個室なので、プライベートを確保して生活を送りたい方にもおすすめです。
ただ入居希望者が多く、全国的に入居待ちが発生しています。
【特徴がわかる】ケアハウスとは?入居条件や費用・軽費老人ホームとの違い
ケアハウスを探す老人ホーム紹介センターの種類
ここまでは「みんなの介護入居相談センター」や「おすすめの施設」を紹介してきました。
この項目からは冒頭では紹介し切れなかったみんなの介護以外の「民間の紹介センター」や「公的機関の紹介センター」などについて見ていきましょう。
民間の老人ホーム紹介センター
冒頭で紹介したオンラインとオフライン、2つの相談方法について振り返ってみましょう。
オンライン紹介センターは、スマホやパソコンなどから気軽に利用でき、自宅に居ながら利用できる点が大きな特徴です。
そのため、外出する時間を作りにくい方や、足腰が弱い方でも負担なく老人ホーム探しの相談ができます。
一方で、オフライン紹介センターは、相談員が常駐している施設・店舗を訪問し、老人ホームを探します。
対面で直接話ができる点や、施設周辺の環境について話が聞ける点などが特徴と言えるでしょう。
公的機関の相談窓口
特別養護老人ホームやケアハウスなど、公的な介護施設を検討されている場合は、お住まいの地域にある福祉事務所や都道府県に設置されている高齢者総合相談センターに相談することが可能です。
また、市町村役場で、地域の老人ホームのリストを手に入れられる場合があります。
公的機関の相談窓口には、以下のようなものがあります。
- 市区町村の福祉課
- 地域包括支援センター
- 地域の福祉事務所
- 都道府県の高齢者総合相談センター
このうち「地域包括支援センター」と「高齢者総合相談センター」の2つについて詳しく見ていきましょう。
地域包括支援センター
地域包括支援センターでは、高齢者の「総合相談」「権利擁護」「地域の支援体制づくり」「介護予防に必要な援助」などを行っています。
地域包括支援センターに相談するメリットとして、人口1.5~3万人の圏域ごとに設置されているので、自宅からアクセスしやすく気軽に相談できる点が挙げられます。
また、介護のみならず医療や保険、福祉サービスについて包括的な支援を行っていることから、老人ホームや介護施設についての情報も持っています。
【相談事例あり】地域包括支援センターとは?4つの役割と利用対象者などをわかりやすく解説
高齢者総合相談センター
シルバー110番とも呼ばれる高齢者総合相談センターは各都道府県に1カ所ずつ設置され、高齢者とその家族が直面する多様な問題の相談に応じてくれる施設です。
老人ホームの入居相談にも対応しているので、利用してみるとよいでしょう。相談は電話と面談で行っていて、電話は「#8080」とダイヤルすると繋がります。
公的機関なので相談料は無料ですが、民間の老人ホーム紹介センターのように「こちらの施設はいかがでしょうか」といった施設の推薦はできません。
また、担当の都道府県外に立地する施設の情報は持っていないので、その点は注意が必要です。
ケアマネージャーに施設を紹介してもらうケース
紹介センター以外に、ケアマネージャーに老人ホームを紹介してもらうケースがあります。
ケアマネージャーは利用者の介護度や普段の生活などを日頃から把握しているので、状況に合った老人ホームなどを提案してくれる可能性が高いです。
ただし、ケアマネージャーは在宅介護生活者の支援が専門のため、老人ホームの全てを知っているわけではありません。
あくまでも「こんな老人ホームがありますよ」と情報を提供してもらえる程度だという認識のもと、全てを頼れる存在ではないことを覚えておきましょう。
まとめ
老人ホームの紹介センターを利用することで、自分に合った施設に入居できる可能性が高まります。
また資料請求や見学予約といったサポートも受けられることから、なかなか時間が取れない方にとっても、メリットがたくさんあります。
なかでも「みんなの介護」では4万9,000件以上の紹介件数を誇っていることから、最適な施設が見つかる可能性が高いです。
現に、月間1,200万PVという閲覧数からもわかる通り、多くの方に支持されています。
まだ入居時期が定まっていない方からのお問い合わせも歓迎しています。相談は無料なので、ぜひお問い合わせください。