JRの鶴見駅と同様に、区内の中心市街地を形成している駅

建造されてから1世紀以上の歴史を持つ京急鶴見駅。開設当初は停留所でしたが、その20年後に駅に昇格。現在の駅名に改められたのは、今からおよそ30年前のことです。駅の高架下の商業施設が2017年に、新規開業しています。
駅がある場所は、鶴見川の左岸に広がる平地の一角です。この地区は鶴見区の中心市街地として開発されてきました。人口密度が非常に高い地区です。川岸方面にまっすぐお進みいただくと、鶴見区役所にご到着できます。反対方向に直進していただくと、鶴見大学とその付属校の巨大な敷地が見えてきます。
京急鶴見駅の西口は、20年以上前から再開発計画の対象に。その結果、2010年から登場したのがシークレインと呼ばれる巨大な複合施設です。高層マンションと、数多くの公共施設・民間施設から成り立っており、お買い物や飲食をはじめさまざまな目的で利用できます。
京急鶴見駅は、京急本線に所属する駅で、管内ではエアポート急行が停車する駅に指定されています。最寄りの乗り換え場所は、上り方面に2区間進むと出現する八丁畷駅。この駅ではJRの南武線の浜川崎支線に乗り継ぎができます。その向こうにある京急川崎駅では、大師線と接続しており、そしてJRの東海道線・京浜東北線・南武線の本線の利用も可能です。
京急鶴見駅と向かい合うように対峙する鶴見駅では、JRの鶴見線・京浜東北線を利用できます。この鶴見駅との間に広がるバスターミナルでは、市営のコミュニティバスと川崎鶴見臨港バスのサービスを利用可能です。
京急鶴見駅の利用率が頂点に達したのは、昭和末期から平成初期にかけてのことでした。その後は少しずつ低下していましたが、数年前から微増に転じています。1日あたりの乗客数は、今世紀に入ってから1万3,000人台を記録する年が10年以上続いていました。しかし2013年に、17年ぶりに1万4,000人以上を記録しています。
京急鶴見駅の近隣に所在する介護施設をお調べになりたいなら、駅からまずは6kmくらいの範囲を、念入りに探しましょう。施設が見つかりやすくなるのは、駅から3kmを過ぎたあたりになります。
施設の種類に関しては、介護付き有料老人ホームの進出が目立ちます。それ以外では、グループホーム・サービス付高齢者向け住宅・住宅型有料老人ホームと近年の日本で流行中の施設をひと通り発見していただけます。