バスターミナルもあって各老人ホームへのアクセスは良好

1902年(明治35年)に「川崎駅」として開業しましたが、すぐ近くにある国鉄(現JR東日本)の川崎駅と区別のため、1925年(大正14年)「京浜川崎駅」に名前を変更。後に「京急川崎駅」と改称し、現在に至ります。
京急の本線に乗ると横浜・上大岡方面や、羽田空港・品川・浅草・成田空港方面などに行けます。大師線は川崎大師・小島新田方面へ。いずれも利用者が多く、2013年度の1日平均乗降人員は合計で約11.8万人でした。
京急川崎駅とJR東日本の川崎駅との間は約200メートルで、両駅を結ぶ地下通路(川崎アゼリアという地下街の通路)を通ると徒歩6分ほどで川崎駅東口に。京急川崎駅西口から川崎駅西口までは徒歩で9分ほどです。お互いのホームまでは10分はかかる立地。
乗り換えは可能ですが、京急川崎駅にとってJR東日本の川崎駅は正規の乗換駅ではないので、連絡乗車券はありません。しかし、2008年より、両駅を相互乗換駅とする連絡定期券が発行されるようになりました。そのため、通勤などのために乗り換えが必要だった人々の利便性が一気に向上したのです。
バスは隣接の川崎駅から、非常に多くのバスが出ており、利用者は川崎駅前のバス停を利用しています。川崎市交通局・京浜急行バス・羽田京急バスなど10社も乗り入れており、乗り場も多数。停留所も海島(横浜側バス島)停留所、駅前通り側停留所、川崎駅西口北バスターミナルなどがあり、様々な場所と駅を結んでいます。ここまでバスの種類が多い駅も珍しいでしょう。
電車及びバスの行き先が豊富なエリアなため駅の利用者が多く、駅周辺は商業施設などが増え、とても発達しています。駅の中央口の前には、前述の地下街「川崎アゼリア」だけでなく、川崎DICEや京急ストアといったショッピングセンターがあり、西口付近にはヨドバシカメラなどがあります。他種類の店があるので、買い物客は一日楽しめるエリアとなっています。
便利なエリアにもかかわらず、京急川崎駅周辺のサービス付き高齢者住宅は。入居時の一時金が無く、月額利用料も15万円以下という比較的安い所も。これに食費などが加算されますが、それでも立地を考えると割安。介護付き有料老人ホームも入居時の費用0円で、月額利用料も30万円未満のホームがあります。一度駅エリアでの買物がてらに、施設見学をしてみても良いのではないでしょうか。