高齢者も利用しやすい駅となり、サ高住などの住まいも充実の方向へ
西新井駅の次の駅は、大師線は大師前駅。「東武スカイツリーライン」の普通列車は梅島駅と竹の塚駅。急行は北千住駅・草加駅です。快速は止まりません。
1日の平均乗降人員は約6.4万人で、伊勢崎線の中では第7位の多さです。2002年に複合都市開発が実施され、半蔵門線沿線に直通で行けるようになり、利便性が向上。それ以降、利用者は増え続けている状態です。
駅付近は再開発事業が行われ、トスカという商業施設が東西に出来、その2店舗を結ぶ自由通路は24時間通行可能に。そしてその自由通路にはコンビニや専門店がならび、一気に便利なエリアに。駅周りが非常に賑やかな雰囲気となりました。また、駅の東口にはエレベーターも設置され、バリアフリー化も一歩前進。高齢者や障がい者の方でも利用しやすい駅となったのです。
駅からバスへの乗り換えも可能で、西新井駅のバス停には足立区のコミュニティバスである「はるかぜ」や、東武バスセントラルなど4社の路線バスが乗り入れています。バス停は西新井駅西口と東口、西新井陸橋の3カ所。特に西口は大きなバスターミナルとなっており、乗り場も多いのが特徴です。バスが多い分、行き先も多彩で、駅から色々なエリアに行けるようになっています。
また、西新井駅の西口エリアでは、複合都市開発のお陰で、西新井ヌーヴェルが誕生しました。都市再生機構が日清紡工場跡地を取得し、新しい複合エリアとして再開発を行ったのです。ヌーヴェルのエリアでは、道路は格子状になっており、綺麗に区画されています。「パサージオ」という商業施設が入り口で、エリア内には居住地域や公園、商業地域などが新しく生まれたのです。
西新井駅の周辺は大型商業施設なども数多くあり、非常に利便性が高いエリアとなっていますが、商業施設だけでなく、高齢者の福祉関係の施設などもあります。「基幹」地域包括支援センターが西新井駅東口のすぐ近く、「こども支援センターげんき」の1階に。駅から歩いていけるため、介護のことなどの相談をしやすい環境となっています。
他にもグループホームやサービス付き高齢者住宅などもあります。サービス付き高齢者住宅は入居時の一時金が45万円未満、月額利用料も25万円未満のプランも。西新井駅エリアとしては低料金で入居出来る施設も出てきているのです。「施設入居は無理」と諦めず、一度検討してみるとよいでしょう。