介護付き有料老人ホームのメッカになりつつあるエリア

もっとも再開発のターゲットに選ばれた区画もあり、商業施設・公営施設が入居した大型のビルの建設、あるいは大学のキャンパスの建設などがこの10年でずいぶんと進んでいます。
金町エリアは、JRの金町駅と京成電鉄の京成金町駅を中心に開けています。JR線に関しては、一般の乗客が使える路線は常磐緩行線です。金町駅は「各駅停車」だけが停車する駅ですが、北千住駅を経由して東京メトロ千代田線につながっている点や、北千住駅・松戸駅・柏駅などで乗り換えると取手駅からいわき駅までの区間や東北本線・東海道本線に属する区間(南千住駅~品川駅)へあっさりと目指せます。また、北千住駅ではメトロ日比谷線・東武伊勢崎線・つくばエクスプレスへの乗り換えができますし、松戸駅では新京成線への乗り換えが可能です。
京成金町駅に関してはきわめて短い路線である京成金町線に乗るのみですが、京成高砂駅に出れば京成本線や成田空港線、さらに北総鉄道への乗り継ぎのチャンスが一気に生まれます。千葉県の奥深くから神奈川県内の羽田空港や三浦市の方面まで、動ける範囲が急激に拡大するわけです。
金町駅の前は、バスの乗り入れが激しい点で知られています。葛飾区内はもとより、江戸川区・台東区・埼玉県(三郷市や八潮市)へ向かう路線を使えます。京成バスグループ・東武バスグループ・マイスカイ交通・都営バスなどがそれらの路線の運行者となっています。
金町駅の周辺では高齢者の活躍する姿はまったく珍しいものではありません。高齢者向けのサービスは官民ともに熱心に供給しています。介護施設が多く、充実していることもその流れでしょう。特に介護付き有料老人ホームの数やサービスのよさが目を引きます。ある程度の費用を徴収するところも少なくありませんが、それでも入居一時金が発生しないなど、安さを標榜している施設を探すことは決して困難ではない模様です。
それ以外の施設について調べると、サービス付き高齢者向け住宅が徐々に数を増やしている兆候が感じられます。デイサービスの提供を行っているところもありますから、そちらの利用からまずはじめてみるのもよいかもしれません。