館腰駅は仙台空港に近い。サービス付き高齢者向け住宅は病人食対応

以前は仙台空港の最寄り駅でしたが、北隣である名取駅に接続する仙台空港鉄道の「仙台空港線」が開業されたため、現在は館腰駅からは空港へのアクセスはありません。その代わり、名取駅から仙台空港線に乗れば空港内まで乗り入れることが出来ます。
館腰駅は駅舎が無く、2面2線のホームと窓口があるだけです。東北本線の白石・福島方面行きの上り列車と、東北本線・常磐線の仙台・利府・塩釜方面行き下り列車が停車。快速「仙台シティラビット」は止まらず普通列車のみで、昼間は上下共に1時間に2、3本程度。
そして常磐線の原ノ町・いわき方面行き上り列車が止まります。本数は少なめで、2時間に1本程度の時間帯も。1日の平均乗車人員は2276人です。(2014年調査結果)
館腰駅エリアには老人ホームなどの高齢者向けの住まいもあります。住宅型有料老人ホームでしたら入居時の費用が5万円未満、月額利用料も15万円未満の所も。サービス付き高齢者向け住宅は更に安く入居時の費用0円・月額利用料10万円未満といった金額です。介護は基本的に別途加算システムですが、食事の用意がしてもらえるのが魅力。持病がある方には病気に対応した料理も作ってもらえます。
介護付き有料老人ホームは入居時の費用15万円未満、月額利用料15万円前後。日中は看護士が常駐するおかげで介護だけでなく健康チェックや医療ケアが受けられるのがメリットです。
館腰駅は東西にロータリーが設置されており、周辺には郵便局や交番なども。西口ロータリーにあるバス停が最寄りのバス停で、名取市のコミュニティバスである「なとりん号」の堀内南竹行きと名取駅前行きが停車します。
駅の東側には国道4号線が走り、その沿線には色々な店舗やスーパー、飲食店なども。また、駅エリアには館腰神社や雷神山古墳、そして駅の西方には山々が連なり、自然を利用したゴルフ場も出来ています。
館腰駅は空港からも近く、商業施設も点在。自然にも親しめる場所ですからシニア世代にも丁度良いでしょう。「空港の音がどれくらい聞こえるかな?」と心配な方は、是非、エリア内の老人ホームに見学に来て実際に体感してみて下さい。恐らく想像以上に気にならないと思います。