この10数年で、住宅地として一段と進歩しました

南羽生駅からすごく近いというわけではないものの、農協が主管する遊園地としてしばしば話題になる「むさしの村」はこの一帯ではなかなか目立った施設です。また、天然温泉が運営されていることも高齢者には大いにプラスでしょう。
買い物に関しては、イオンモールがあります。駅から歩くのは簡単ではありませんが、路線バスを使えば苦労することはありません。駅前で乗り降りできるバスは目下、市営のコミュニティバスばかりです。南羽生駅は、国道122号線および県道129号線や412号線に近い駅です。
南羽生駅は、JRの伊勢崎線に所属する駅です。すぐ隣で営業している羽生駅は、秩父鉄道の秩父本線への乗り換え地点として重要です。この羽生駅から3区間下り方面に進むと、館林駅が現れます。この駅は、佐野線・小泉線への乗り継ぎ場所という役目を持っています。
上り方面に注目するなら、なんといっても4区間先にある久喜駅を抜きにしては語れないでしょう。久喜駅は宇都宮線を使える駅で、東北本線全体を使うチャンスが同時に訪れます。久喜駅からさらに2区間進むと、東武動物公園駅が現れます。この駅は日光線と接続しています。
南羽生駅の利用率は、住民の増加などが影響して少しずつ上がっています。1日ごとの乗降客数を計算すると、3000人を超えたのは2001年だったことがわかります。3500人を超えたのはそれから7年後のことでした。2010年代に入ると横ばい気味に変わっており、この数年は3700~3900人の間で細かな推移を示しています。
南羽生駅のそばで介護施設に入居したいなら、駅から3~4キロくらいの範囲を細かくチェックすることが大事です。とはいえ、施設の軒数そのものは(残念なことですが)たくさんあると書くわけにいきません。まだ施設数に限りがありますから、1軒1軒見落とさないことが大切なのです。
建物のタイプについては、グループホームが以前から比較的多かったのですが、近年はサービス付き高齢者向け住宅が徐々に軒数を増やしているところです。料金体系は、月額使用料・入居一時金いずれも平均して安めに設定されています。