名取駅は交通が便利。介護付き有料老人ホームは医療サポート付き
仙台空港線は名取駅が起点ですが、東北本線を介して仙台駅まで直通しており、仙台駅から仙台空港までの線を「仙台空港アクセス線」と名付けています。
2面3線のホームには東北本線の白石・福島方面行きの上り列車と、東北本線・常磐線の仙台・利府・塩釜方面行き下り列車が停車。上りは1時間に1、2本程の時間帯がありますが、下りは本数が多く、昼間は少なくとも1時間に5本程あるので利用しやすいです。快速「仙台シティラビット」も発着。
常磐線の原ノ町・いわき方面行きの上り列車も1時間に1本程止まります。仙台空港鉄道線は仙台空港方面行き、仙台駅方面行きのどちらも本数は快速も含めて1時間に2、3本です。
1日の平均乗車人員は仙台空港線の直通客も含め約1.2万人。宮城県内のJR駅としては仙台駅、あおば通駅に次いで3位の利用客を誇ります。
最寄りのバス停は駅の東西にあり、東口には名取市のコミュニティバスである「なとりん号」のまちなか循環線や北釜線、館腰名取駅線などが停車。西口にも「なとりん号」の県立がんセンター線や相互台線などが止まります。
名取駅エリアには有料老人ホームも点在。介護付き有料老人ホーム月額利用料は15万円未満から15万円強といった金額ですが、入居時の費用は0円の所から数百万円かかる所まで様々です。介護だけでなく人工透析などの高度な医療サポートも受けられるのが魅力。リハビリもあります。
反対に介護や看護は別料金ですが、その分料金の安いサービス付き高齢者向け住宅もあります。場所によっては入居時の費用0円・月額利用料10万円未満で、外出の自由などもありますから、「食事の用意はして欲しいけれど、まだまだ介護施設はちょっと…」という方に人気があります。
駅には「名取駅コミュニティプラザ」があり、図書やインターネットコーナー、自転車のレンタルなどが入っています。駅周辺には国道4号線が走り、名取市役所や名取千手観音堂、サッポロビールの仙台ビール園などがあります。交通の便利な場所ですので、シニア世代にもおすすめです。