獨協大学前〈草加松原〉駅はバス路線も豊富。看護師常駐の介護付き有料老人ホームも

獨協大学前〈草加松原〉駅は、埼玉県草加市の松原一丁目に位置する東武鉄道「伊勢崎線」の駅。「東武スカイツリーライン」の愛称区間です。
1962年「松原団地駅」として開業。近隣にある東洋最大規模の巨大団地「草加松原団地」が名前の由来です。鉄道高架複々線化事業により1988年高架化。新駅舎はトラス屋根を生かした採光システムや明るいコミュニティスペースが評価され、草加市の「まちなみ景観賞」を受賞しました。
伊勢崎線の沿線には、首都圏主要エリアのベッドタウンとして団地などが増えた為、東武伊勢崎線は千住駅を介して営団地下鉄日比谷線(現・東京メトロ日比谷線)との直通運転を開始し、都心へのアクセスが向上。1964年の獨協大学開校後、学園エリアとしての色合いが濃くなって行きました。
2014年、駅東口から伸びる旧日光街道沿線の草加松原が国指定の名勝地「おくのほそ道の風景地」に指定され、駅名変更の希望が増加。2017年「獨協大学前駅」 に改称することが決定し、副駅名は近隣の名勝地にちなんだ「草加松原」となりました。
ホームには中目黒方面行き上り列車と、南栗橋方面行きの下り列車が停車。1日の平均乗車人員は約2.8万人です。(2014年度調査結果)
駅の東口・西口前のロータリーにはバス停留所も設置されています。東口には東武バスセントラルのそうか公園行きやピアラシティ行きなどが停車。草加市立病院行き等の草加市コミュニティバス「パリポリくんバス」も止まります。一方、西口には朝日自動車のD地区循環や、東武バスセントラル草加駅西口行き等が停車。東西合わせると路線も豊富なので便利です。
駅エリアには介護付有料老人ホームや高齢者住宅等が増えています。場所によっては24時間看護師常駐の介護付有料老人ホームも。夜中もたん吸引や胃ろうといった医療サポートが受けられるのが魅力です。
獨協大学前〈草加松原〉駅周辺は比較的賑やかで、草加市役所の松原サービスセンターや、草加市文化会館や市民体育館など公共スポットも多数。草加市立中央図書館、郵便局やスーパー、家電量販店、埼友草加病院等もあり、シニア世代も生活しやすいです。