かつて藤代宿があった場所に近く、由緒正しい町です

2016年のクリスマスに開業120周年を迎えた藤代駅。歴史が長い駅のため、これまでに数回の駅舎改修工事を経験しています。過去10年間はエレベーターやエスカレーターの新設といったバリアフリーと関係が深い工事が相次いで行われています。
藤代駅の所在地は10年ほど前まで北相馬郡の旧藤代町の中心地区でした(かつての町役場は、市役所の一庁舎として使用されています)。駅の南側は水田地帯に近いこともあって開発が進むようになったのは近年のことですが、駅の北側は昔から続く商店街などが残っています。小貝川が流れる地域のため、日常的なお散歩に適した河川敷に簡単にアクセスできます。
藤代駅の近くで幹線道路を使用する場合は、国道6号線や県道208号線・270号線が簡単に乗り入れできます。路線バスは、駅の北口と南口両方で利用することが可能。関東鉄道グループと市営のコミュニティバスの2種類のサービスを使用できます。
藤代駅はJRの常磐線に所属する駅。管内では取手駅と佐貫駅に挟まれています。取手駅では関東鉄道の常総線に、佐貫駅では関東鉄道の竜ヶ崎線に乗り換えできます。取手駅の2区間先にある我孫子駅では成田線が利用でき、我孫子駅からさらに2区間お進みになると、東武野田線の利用が可能な柏駅に到着します。
藤代駅の利用率は少しずつ低下しています。1日あたりの乗客数を算出すると、2002年までは8000人を超えていましたが、その後は横ばい気味になった時期が数年ほど続きました。2010年ころから減少するスピードがあがり、数年以内1日あたりの乗客数が6000人以下となる可能性が浮上しています。
藤代駅を起点として介護施設をお探しになる場合は、駅から10kmくらいの範囲を最初から設定していただくことがおすすめです。施設の種別に関しては、グループホーム・住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅などが見つかりやすい状況。中には料金が安い施設もありますので、幅広く探してみてはいかがでしょうか。