鐘ヶ淵駅エリアは静かな住宅街。浅草や北千住に出やすいのも魅力

鐘ヶ淵駅は、東京都墨田区墨田5丁目にある地上駅。墨田区の最北端に位置する駅でもあり、東武鉄道「伊勢崎線」が乗り入れます。
1902年に開業した駅で、100年以上の歴史を誇ります。現在、伊勢崎線の「東武スカイツリーライン」の愛称区間に含まれる駅で、改築された駅舎には多機能トイレなどのバリアフリー設備も。
ホームには、「東武スカイツリーライン」の浅草方面行き上り列車と、東武動物公園方面行き下り列車が発着。下りは伊勢崎線や日光線に直通しています。
「東武スカイツリーライン」に乗れば浅草駅まで乗り換え無しで11分程度。北千住駅までも直通で5分程度です。ちなみに北千住駅はJR・東京メトロ・東武鉄道・首都圏新都市鉄道が止まる交通要衝なので、乗り換えに便利です。2016年度の調査によると、1日の平均乗降人員は1万2,603人となっています。
最寄りのバス停は、駅前を走る鐘ヶ淵通り上に設置された「鐘ヶ淵駅前」バス停と、駅の北西を走る墨堤通り上の「墨田二丁目」バス停で、「鐘ヶ淵駅前」バス停には墨田区内循環バス「すみだ百景 すみまるくん・すみりんちゃん」が発着。「墨田二丁目」バス停には亀有駅行き・浅草寿町行きの京成タウンバスや、錦糸町駅行き・南千住駅東口行きの都営バスが止まります。
駅のすぐ東を荒川が流れ、西には隅田川が流れます。荒川に沿うように首都高速中央環状線が走り、隅田川に沿って首都高速6号三郷線が走っています。どちらとも鐘ヶ淵駅エリアに出入口があるので、高速道路が利用しやすいです。
駅エリアは静かな住宅街で、東白鬚公園や墨田区役所といった施設や、隅田川神社、木母寺、円徳寺といった神社仏閣などが点在。東京都リハビリテーション病院などの病院もあります。
また、介護付有料老人ホームやサービス付高齢者向け住宅、グループホームといったシニア向けの施設も徐々に増えており、介護付有料老人ホームは入居時の頭金が数十万から一千万円台・月額利用料は10万円台から50万円台といった金額。室内では音楽演奏などが楽しめ、外出イベントではお花見や花火見学、梨狩りや紅葉狩りが楽しめます。
一方、サービス付き高齢者向け住宅は入居時の頭金が0円から数十万円・月額利用料は10万円台から40万円台です。夫婦で入居できる部屋のある所や、お酒が飲める所などがあり、それぞれが個性にあふれ、魅力に満ちています。