駅の南側は商業地区、北側は住宅地となっています

2015年の文化の日に、開業からちょうど1世紀となる記念日を迎えた京成八幡駅。昭和の半ばまで、文学者として高名な永井荷風の住まいが駅近くに存在しており、今も永井荷風ゆかりの店舗などが残されています。
京成八幡駅とその周辺は今世紀に入ってから急速に変貌しています。もともと京成百貨店と一体化した駅でしたが、10年以上前に営業を終了しました。その後、駅の目の前に再開発計画で建てられた大型のビルが登場し、たくさんの商業施設や企業などが入居しています。現在はさらに新しいビルの建設計画が持ち上がっているところです。
駅の北側は、平穏な住宅地が広がっています。しかし駅の南側は、JRの本八幡駅まで商業地区として発展。本八幡駅までは徒歩で数分かかりますが、地下通路が建設されたため快適に往復していただけるようになりました。
京成八幡駅は、葛飾八幡宮の最寄り駅です。この神社の参道は、市民会館や市役所の分庁舎といった公的な建物と隣接しているのが特徴。お散歩の最中の休憩場所として良いです。
京成八幡駅は、国道14号線や県道51号線のすぐ近くに位置する駅。付近に設置されているバス停留所で待つと、京成バスグループのサービスを利用でき、また市川総合病院に直行していただける系統が用意されています。
京成八幡駅は、特急・快速特急・通勤特急・急行が停車する駅です。本八幡駅まで移動していただくと、総武線に乗り換えでき、また都営地下鉄の新宿線へ乗り継ぎも可能です。
京成八幡駅の利用率は、今世紀の初めまでは微減していました。しかし2010年代に入ると、微増に転じています。1日当たりの乗降客数は、今世紀に入ってからしばらくの間は3万1,000~3万3,000人の間で推移する年がほとんどで、2014年は久しぶりに3万4,000人以上を記録しています。
京成八幡駅の近辺に建てられている介護施設に関心がある場合、駅から7~8km離れたところまでお確かめいただいたほうが得策です。。駅から近い範囲にお住まいになりたい場合は、駅から1kmを過ぎたあたりから施設が見つかりやすくなります。
施設の種別については、グループホームが一番探しやすいです。その次に目立つのは、住宅型有料老人ホーム。また介護付き有料老人ホームやケアハウスにお入りになれる機会もあります。