東大以外にも、大学や高校がたくさん集まった地区です

京王井の頭線に所属する駒場東大前駅。実は管内では一番新しく、正式に発足したのは戦後です。とはいえ、駒場東大前駅は異なるふたつの駅を統合して誕生したという経緯を持っており、このため原型となる駅は戦前に登場していました。
駒場東大前駅は、東京大学駒場キャンパスのすぐ南側に位置する駅です。東大生は、駅の利用客の中でかなりの割合を占めています。とはいえ、駒場東大前駅はほかにもかなりの文教施設に囲まれているという特徴を持っています。特に高校の数が多く、高校生が駅の内外を歩く様子を多めに見かける日は少なくありません。学生がよく使う低価格の商業施設は駅付近の至るところにみられます。
駒場東大前駅の近所で散歩の場所として利用できる、駒野場公園があります。広大な敷地に恵まれており、園内に自然観察者を設けているのが特長。ゲートボール場のようなスポーツ施設も利用可能です。駒場東大前駅の周囲で一番目立つ幹線道路は、首都高速3号線です。駅からまっすぐ南下していただくと、出入り口に到着できます。
駒場東大前駅は、井の頭線の管内では発着駅に近く、2区間進むと渋谷駅で、数多くの路線へ乗り継ぎができます。またJRの山手線・埼京線などや東京メトロの銀座線・半蔵門線・副都心線、東急の東横線・田園都市線を利用でき、反対方向に2区間進んでいくと、下北沢駅が見えてきます。この駅では、小田急小田原線への乗り換え場所として昔から使用されてきました。
駒場東大前駅の利用率は頂点に達したのは、今から半世紀以上昔のことです。1980年代以後は、現在まで利用率はあまり変化していません。ただし10年ほど前からやや上昇しています。1日当たりの乗降客数を計算すると、最近は3万8,000~4万人の間で推移していることが判明します。
駒場東大前駅の周囲で介護施設を探す場合は、駅から4kmくらいの範囲を念入りにお確かめいただくと良いです。施設が見つかりやすくなるのは、駅から2kmくらい遠ざかってからです。
施設の種別に関しては、民間企業が運営しているとところでは介護付き有料老人ホームの多さが顕著。公的な施設についてはグループホームが多く見つかります。住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅については、10数年前から徐々に増えている様子が確認されています。