ずっと前から住宅地として利用されてきた地域です

「しんとこ」という略称で長いこと親しまれてきた新所沢駅。正式に開業したのは戦後ですが、原型となる所沢御幸町駅は戦前にすでに誕生しており、現在の名前に落ち着いたのは60年ほど前で、それまでに数回の駅名の変遷を経験しています。
新所沢駅の周囲は、大部分が住宅街として使用されています。団地として造成されたエリアもあり、数十年前から暮らし続けている世帯は珍しくありません。人口が集中している地区のため、日常生活に必要な施設やサービスはあらかた近所で手に入れていただけるようになっています。
市役所直轄の施設をはじめ公共の施設はかなりそろっていますし、商業施設・金融機関の拠点・文教施設などがあちこちで利用できます。お散歩の途中に立ち寄っていただける公園については、緑町中央公園・公団新所沢団地・中砂公園あたりが手ごろでしょう。
新所沢駅のそばで路線バスに乗りになりたいときは、西武バスの路線がたくさん運行されていて利用しやすいです。駅の東口は、大型のロータリーが整備されているためお待ちいただくときに便利です。そのほか、市営のコミュニティバスにお乗りになれます。
新所沢駅は、西武新宿線に所属する駅です。管内では特急こそ停車しませんが、通勤急行・急行・準急については乗り入れができます。上り方面に2区間お進みいただくと、所沢駅に到着し、池袋線へ乗り換えが可能です。その先にある東村山駅では、国分寺線・西部園線へ乗り継ぎができます。下り方面では、5区間お進みになると終着駅である本川越駅にご到着します。本川越駅では、東武東上線とJRの川越線へ乗り換えが可能です。
新所沢駅の利用率は、今世紀がはじまる以前から減少していました。1日ごとの乗降客数は1998年に6万5,000人を割り、その9年後に6万人を下りました。ここ数年は、5万5,000人前後を記録する年が連続しています。
新所沢駅の周辺は落ち着いた住宅地ですし、この地域で終の棲家をお持ちになることは名案でしょう。介護施設に関しては、なるべく広い範囲をお探しいただくことが大事です。
駅から2~3km離れたあたりから、施設の発見率は高くなるでしょう。施設の区分に関しては、介護付き有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅がよく見つかりやすく、また住宅型有料老人ホーム・グループホームの発見も十分に可能です。