パノラマ
駅や商店街にすぐに行ける施設に住めるチャンスです
2016年の秋に、開業100周年の記念日を迎える武蔵野台駅。駅が老朽化していたなどの理由から、2010年から翌年にかけて駅舎や提携する商業施設などのリニューアル工事が連続して行われました。新たに出店した店舗も注目の的になりました。武蔵野台駅の近辺は、集合住宅や団地などがかなり増えています。駅を出るとすぐそばに商店街が延びており、買い物する場所に迷うことはまずありません。武蔵野台駅のそばで幹線道路を探すなら、都道229号線がいちばん近くてわかりやすいでしょう。バスについては駅の南側から発着しています。民間の事業者が主導する路線はありませんが、市営のコミュニティバスに府中バスが（運行を任される形で）参画しています。
武蔵野台駅は、京王本線に所属する駅です。快速を除くと、高速で運転される列車は停車しません。急行や区間急行などに乗りたいときは2区間離れた東府中駅か、3区間離れた調布駅で乗り換える必要があります。東府中駅は競馬場線に、調布駅は相模原線に乗り換えたいときに役に立つ駅でもあります。東府中駅の2区間先にある分倍河原駅も、JRの南武線への乗り換え場所として有名です。
そして武蔵野台駅は、西武多摩川線の白糸台駅と近接しており、数分で往復できる程度しか離れていません。この路線を使うと、武蔵境駅を経由してJRの中央線に乗り移ったり、是政駅を経由して南武線に乗り継いだりすることができます。
武蔵野台駅の利用率は、宅地開発の影響でゆっくりと上昇してきました。1日あたりの乗降客数を調べると、20000人を初めて超えたのは平成初期だったことがわかります。今世紀に入るころに22000人台に乗り、2007年にはとうとう25000人を突破しました。しかし2010年代に入ると連続して25000人未満を記録しており、横ばいに近づいていると考えられています。
武蔵野台駅の周辺は住宅がこの数十年でずいぶんと増えましたが、建物が過密している印象はまだ稀薄です。そのためでしょうか、介護施設が駅からあまり離れていない場所に近年も建てられています。駅から徒歩で10数分、あるいは10分とかからない施設に入れるチャンスを、ぜひ逃さないようにしたいところ。
施設の区分はバラバラで、介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅などが混在しています。駅から近い施設は、入居コストが高くつく傾向がありますが、変動制を採用していることがほとんどですから支払方法は相談の余地があります。
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