2路線利用可の利便性は、充実の施設生活を実現

「京王線」の方は、上りが調布・明大前・笹塚・新宿・都営新宿線方面、下りは高幡不動・京王八王子・高尾山口・多摩動物公園方面へ。「南武線」の上りは府中本町・登戸・川崎方面、下りは谷保・立川方面へと向かう電車が停車します。
分倍河原駅南口の前にはバスのロータリーがあり、そこに新田義貞の像がありますが、これは1333年に鎌倉幕府討伐を目指す新田義貞と、幕府側の武士北条泰家が戦った「分倍河原古戦場」の跡が駅エリアにあるからです。駅の名前もこの古戦場跡から名付けられました。
駅南側のバスロータリーには京王電鉄バス・京王バス中央・府中市コミュニティバス「ちゅうバス」が乗り入れます。また、ロータリーにはタクシー乗り場もありますので、駅からすぐに乗り換えることが出来る様になっています。駅の北側には分倍河原商店街があり、その商店街を抜け、旧甲州街道に出ると「分倍河原駅」停留所があり、そこにも北山町循環バスなどが停車します。駅から歩いて4分程度なので、こちらのバス停も活躍しているようです。
そして、バスのロータリーのすぐ近くに「MINANO(ミナノ)」という商業施設があります。名前は若向けですが、飲食店や衣料品の店だけでなく、100円均一ショップや古本屋も入っていますのでシニア世代も楽しめるのが特徴。
駅の近くには図書館や郵便局、税務署などの公的施設もあり、分倍河原駅周辺はやはり便利な地域と言えます。しかし、分倍河原駅は東京都内でもあるため、分倍河原駅エリアの介護施設はやはり少々料金が高めです。介護付き有料老人ホームの入居時の一時金は数百万円から数千万円となっており、月額利用料も20万円前後から、といった金額です。
サービス付き高齢者住宅なら、細かな介護サービスが別途料金なのもあり、比較的安めです。月額利用料は介護付き有料老人ホームと余り変わらない場合もありますが、入居時の一時金0円という施設もあるのが魅力。
入居当初は「入居は嫌だ」と言っていた方も、施設の想像以上の快適さにすっかり気に入った、というお話も良く聞きます。料金やサービス内容の確認も含めて、一度介護施設の見学に行ってみることをおすすめしたいです。