市内には桜の名所も。入居一時金0円の施設も多い本庄市
本庄市は埼玉県の北西エリアにあり、古くから宿場町として賑わってきた都市。
2006年に旧本庄市と児玉郡児玉町が合併し、新しく「本庄市」となりました。
このエリアは縄文時代などの旧石器が多く発見されており、原始の頃から人が暮らしていたことが分かっています。
すなわち本庄市は古来より住みやすい場所だったと言えるでしょう。
さらに、好立地なだけでなく交通アクセスも整っている都市です。
2004年に本庄早稲田駅が開業したため、JR東日本の上越新幹線も止まるようになり、東京駅まで50分で行けるようになりました。
他にもJR高崎線、八高線、そして北陸新幹線なども乗り入れており、上野駅・本庄駅間が80分という早さです。
電車だけでなく、朝日自動車や武蔵観光の一般路線バスが市内を運行中。
また、市内循環型のコミュニティバスがありましたが2013年に廃止され「はにぽんシャトル」と言う本庄駅から本庄早稲田駅までを定期運行するワゴン車と、デマンド(電話予約型)サービスの「はにぽん号」「もといずみ号」が新しく誕生しました。
利用料も安く、一般路線バスとも乗り継ぎサービスもありますので、市民の程良い足代わりになっているようです。
アクセスの良いエリアですが、高齢化率は高めです。
2010年は本庄市の高齢化率は22.8%で全国平均と同率、2023年には29.2%となりました。
この年の全国平均が29.0%なので、ほとんど変わりませんが、今後全国平均を上回り、2040年には37.2%まで到達するという推計が出ています。
本庄市は超高齢化社会に向けて、さまざまな取り組みを行っているところなのです。
市は介護保険が適用される基本的な介護サービスだけでなく、さまざまな高齢者福祉サービスを行っています。
「筋力アップ教室」という、音楽に合わせた運動を通じて筋肉を鍛える教室を開催。
これは椅子に座っていてもできる運動なので、高齢の方にも好評のようです。
市内には桜の名所などもあり、グルメも「つみっこ」というすいとん風の汁物などが有名。
イチゴやブドウと行った果物狩りも楽しめます。
介護施設においては、本庄市外からの入居も可能な施設も多いですから、まずは観光で本庄市を訪れ、介護施設にも足を運んでみて頂きたいです。
市内の住宅型有料老人ホームでしたら入居時の費用0円、月額利用料も12万円未満という施設もあります。
都心はどの介護施設も満床の場合が多く、施設利用料も高額ですので、金銭的に無理をせず本庄市の介護施設を終の棲家にするのもよいのでは、と思います。