パノラマ
桜の名所に囲まれた、便利な住宅地が広がっています
石神井川の桜並木は、東京都内を代表する「桜の名所」のひとつに数えられています。この川沿いに桜が植えられたのは今から70年以上前のことですが、桜台駅が設立されたのはその2年後のことでした。千川上水の桜にも近く、春になると満開の花を楽しめる場所に事欠かないというメリットがあります。駅の周囲は平坦な住宅地で、昔からこの地域に住み着いている世帯が持つ戸建て住宅が多い一帯と、集合住宅が目立つ一帯が混在しています。武蔵大学の最寄り駅であると同時に、その付属の高校や中学校の最寄り駅でもあります。10代の学生・生徒が駅の近くを歩く光景は日常的に目撃されます。桜台駅があるエリアは、交通機関がたいへんに発達していることで有名で、それがこの地域への移転を希望する人が絶えない理由のひとつでしょう。幹線道路に関しては、駅から見て南西から北東に向かって延びる都道318号線が有名です。また、都道439号線に近い点も大きな利点でしょう。駅前にあまりスペースがないため、バス乗り場を置けないという弱点があるのですが、都道439号線や桜台通りに沿って停留所が置かれているため、バス事情はたいして貧弱ではありません。国際航業バスや関東バス、また都営バスなどの路線を利用できます。桜台駅は、西武池袋線に所属する駅。隣接する練馬駅は、都営大江戸線への乗り換え地点となっています。また快速・通勤準急・準急が停車する駅のため、緊急の用事があるときは便利です。桜台駅の利用率は、1990年代に低下していました。1日ごとの乗客数は、1994年に10000人以下になり、その4年後に8000人以下になりました。しかし今世紀に入ってからは、小規模な上下を不規則に繰り返している程度です。2007年とその翌年は7000人をわずかに上回りましたが、過去10年間は7000人以下を記録する年ばかりです。桜台駅の近隣で介護施設を探すときは、まず駅から1キロ以内の施設から探したほうが正解でしょう。うまくいったら、徒歩10分以内でアクセスできる施設に入れるチャンスが少しはありますから。そのあとは徐々に探す範囲を拡大していけばいいのですが、近くにある別の駅が最寄り駅となる可能性があることは常に覚えておくほうがよいでしょう。この地域でいちばんポピュラーなタイプは介護付き有料老人ホームです（サービス付き高齢者向け住宅なども、随時数を増やしていますが）。ケアサービスの種類が豊富な施設が増えていますから、そこで比較しながら検討するのもよいでしょう。 画像の一部はwikipediaから引用しています
