学園都市で、飲食店なども多数。賑やかな老後を期待できる街
1面2線のホームには上りは練馬・池袋・新木場・渋谷・横浜方面へ、下りは所沢・飯能・西武秩父方面へと向かう池袋線が停車。駅は橋上駅舎で、エレベーターやエスカレーター、そして多機能トイレ(車イスや人工肛門等に対応したトイレ)もあるバリアフリー駅です。
駅周辺には東映アニメーションなど映像関係の会社も多く、駅とその周りはアニメ色を全面に出しています。コンコースに松本零士原作の「銀河鉄道999」の立像があるのが特徴で、発車メロディも同作品の主題歌。北口にある「大泉ゆめーてる商店街」も同作品のヒロインがマスコットです。
再開発事業により、南口の広場や商業施設が整備されました。次いで北口にも「グランエミオ大泉学園」が完成。北口発着のバス路線も再編成され、多方向に向かうバスに気軽に乗れるので便利です。
駅のバス停は南口前にある「大泉学園駅南口」と北口の「大泉学園駅北口」の二つのバスターミナルが主。南口の方には吉祥寺駅行や荻窪駅経由の阿佐ヶ谷駅行などが、北口には朝霞駅行や練馬駅北口行などが乗り入れます。
学校だけでなく、企業や公共施設も多い場所ですので通勤・通学者が多く、そのため路線バスの本数も豊富で、一日1000便ものバスが大泉学園駅のバス停に発着。大泉学園駅の利用者も多く、2014年の調査では一日の平均乗降人員は約8.4万人で、西武鉄道全92駅の中で8位。接続線のない途中駅の中で8万人の大台に乗っているのは大泉学園駅のみです。通勤時間には通勤準急などが全て止まるのも要因の一つでしょう。
大泉学園駅エリアは大変利便性の高い場所なので、介護系の施設も少々料金が高めですが、23区内としては安めな老人ホームも。エリア内には魅力のある個性的な介護付き有料老人ホームも増えました。中には食事のメニューが選べる珍しいホームもあり、サービスも多彩になっています。
大泉学園駅エリアは駅名にふさわしく、学校が多数揃う学校エリアで、更には買物や飲食の楽しめる店も多く、賑やかな場所。寂しい場所が苦手な方にはおすすめです。