駅とその周囲が毎年発展しています。風雅な公園は大人気

その一連の工事がもたらした最大の成果といえば、「開かずの踏切」による数々のトラブルがいっぺんに解消されたことですが、構内のバリアフリー化や新しい商業施設の開店、さらに駅前の広場のリニューアルや狭くて通りにくい道路の減少についてももっと評価したいところです。
そのような恩恵には、バスターミナルの使いやすさの向上も含まれます。乗り場が新しく広くなっており、高齢者には特に優しい環境となっています。このロータリーに乗り入れるバスは大半が西武バスの手によるものですが、一部には関東バスや国際興業バスと共同で運行されている路線が存在します。
石神井公園駅の近くに住むと、駅前からすぐ商店街がはじまっているため、買い物や飲食といった点で困ることはまずありません。また駅から徒歩7分程度しか離れていない石神井公園はとにかく広大です。散歩していて飽きることはあまり考えられないでしょう。
石神井公園駅は、西武池袋線の中ではかなり重要な駅だとみなされています。一部の特急などを除いてほとんどの列車が停車する事実が、その証明といえます。乗り換え可能な駅とは少し距離がありますが、上り方面では練馬駅が、下り方面では所沢駅や秋津駅が手ごろな乗り換え地点となるでしょう。練馬駅の場合は都営大江戸線のほか、同じ西武線所属の有楽町線・豊島線への乗り換えが考えられます。所沢駅は新宿線に、秋津駅はJRの武蔵野線への乗り換え場所となっています。
石神井公園駅の利用率は、近年少しずつ上がっています。駅の工事だけでなく、駅前の再開発事業が結果を出していることがその背景にあると指摘されています。2009年以後は、1日あたりの乗降客数が70000人を超える年が出てきました。
石神井公園駅の介護施設を探すと、中型~大型の建物を持っているところが多く出てきます。これにはさまざまな理由がありますが、介護付き有料老人ホームが集中して建てられていることが大きいでしょう。
交通の便が良い土地でありながら、ゆったりとしたスペースを確保してもらえたり、日当たりや風通し、また周囲の静けさや緑の豊かさなどをたっぷりと味わえたりする点は格別です。介護サービスの内容については、質が高くて細かなところまで行き届いているところでいっぱいです。