高齢化率が比較的低く、ファミリー層に人気。地域住民とのふれあいも魅力のひとつです

周囲には住宅街や農地などが多くなっていますが、工場なども比較的多く立地しています。産業集積拠点として企業本社や研究所の誘致が行われる予定で、駅の南側では田島団地の建て替え工事が予定されており、これからの新しい街の姿が模索されています。また、桜区には秋ヶ瀬公園、さくら草公園、荒川総合運動公園など公園が多くあることも特徴と言えるでしょう。
西浦和駅を通る武蔵野線は、神奈川県横浜市鶴見区の鶴見駅から、千葉県船橋市の西船橋駅を結んでいます。途中駅には、府中本町駅、西国分寺駅、新小平駅、北朝霞駅、武蔵浦和駅、南浦和駅、東川口駅、南越谷駅、南流山駅、新松戸駅などがあります。
駅は1面2線を有する高架駅で、新大宮バイパスと交差する地点に設置されています。2番線からは武蔵野線の上り(西国分寺・府中本町方面)が、3番線からは下り(南浦和・新松戸・西船橋方面)の電車が発着しています。みどりの窓口は現在では閉鎖されていますので注意しましょう。エスカレーター(上りのみ)・エレベーター・車いす対応トイレなどが設置されています。
バスに関しては、駅前のロータリーにはコミュニティバス以外は乗り入れておらず、西浦和駅(桜区役所線)、西浦和駅入口(浦10)、高畠(志01、浦11-2・北浦80)といった乗り場からのバス利用となります。
都心への近さと電車路線の整備から、桜区全体としては高齢化率が比較的低く保たれているエリアとなっていることが特徴です。そのためか、人口や立地に比して施設数が若干少ない印象もありますが、これからの増加も期待され、まずは一考の価値のある地域です。さいたま市の他の区と同様に桜区も高齢者福祉サービスに力を入れていますので、外出時にもすごしやすい生活が送ることができます。
特別養護老人ホームは満床であることが多く、まずは窓口へ相談し、希望の場合は申請を行っておきましょう。介護付き有料老人ホームは一時金にもよりますが、月額15万円~20万円代が多いようです。サポートの行き届いた高額施設ももちろんありますが、住宅型有料老人ホームではもう少し低い値段から探すことが可能で、ご入居者様が必要とされるサービスとお値段をみながら、じっくりと探していただくとぴったりの施設に出会うことができるでしょう。