府中インテリジェントバークの最寄り駅です

北府中駅の歴史は非常に古く、一般の旅客を輸送する駅ではなかった時代を含めると明治末期に端を発しています。今から60年前までは、正式な駅ではなく信号場として用いられており、貨物の運搬が終了したのは今から40年ほど前のことでした。
駅舎以外に広大な敷地を持っており、その中で資材の管理や車両の整備などが実施されています。東芝の事業所は目と鼻の先にあり、勤労者は駅から社内に専用の通路を用いて出入り可能です。ちなみにこの通路は改修が行われ、2014年から部分的に一般乗客も利用できるようになりました。もちろん東芝の社内へのお立ち寄りはできませんが、日鋼町方面に用件があるときは快適に移動していただけます。
駅の周辺は宅地と事業用地などが入り混じったエリアです。散歩をする場合は、府中中央公園などを休憩場所にしていただくことがおすすめです。お買い物については、郊外型の大企業の直営店などが数軒進出しており以前より便利になりました。北府中駅の所在地は、都道14号線や17号線、20号線などに囲まれている地区です。京王バスグループの拠点が駅に近く、路線バスはすべてこの事業者の手で運行されています。
北府中駅は、JRの武蔵野線に所属する駅です。管内では、府中本町駅と西国分寺駅に挟まれており、府中本町駅では南武線へ乗り換えができ、西国分寺駅は、中央線へ乗り継ぎができます。その向こうに登場する新小平駅は、国立支線や西武多摩湖線へ乗り継ぎが可能な駅です。
北府中駅の利用率は、1990年代後半に低下しました。しかし今世紀に入ると上昇に転じています。1日平均の乗客数は、2007年に11年ぶりに1万2,000人を超えました。それから6年経つと1万4,000人を、さらに2年経つと1万5,000人を上回りました。
北府中駅を基点にして介護施設を調べるときは、駅から2~6kmくらいの範囲を把握しましょう。駅から近い範囲で入居先を見つけていただくことは、もちろん不可能ではありません。ただし、しばらくの間待機を要求されることもありますし、できるだけ数多くの施設を検討いただくほうが良いです。
施設の種類に関しては、グループホーム・介護付有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・高齢者住宅・サービス付高齢者向け住宅と多岐に分かれています。病院が必要なときは、まず駅近くにある府中医王病院で相談してみると良いです。