川や沼地を活用した、風光明媚な公園が多いエリアです

埼玉県の中心部近くに位置する、比企郡川島町。
川越市・東松山市・上尾市・桶川市・北本市・坂戸市・比企郡吉見町と、数多くの自治体に囲まれています。
町内は平たんな土地が多い上に、川のおかげで水資源に恵まれており、農業に適した特徴をもっています。
このため、古くから農地開発が熱心に繰り返されてきました。
現在も町内には牧歌的な水田が多く、心が和む風景に事欠きません。
ただし昨今は、少しずつ宅地の造成は工場の誘致などが実施されており、町内の様子はゆっくりと変化しているところです。
その中でも本田技研は象徴的で、荒川の河川敷に軽飛行機向けのエアポートを構えているほどです。
町内を代表する公園に、平成の森公園があります。
この公園の最大の特徴は、日本一長いと噂されるバラの花のトンネルがあることでしょう。
また、鳥羽井沼自然公園も人気が高いです。
沼にはヘラブナやコイを目当てにした釣り人がたくさん集まります。
沼のすぐそばには、ルピナスが大量に植えられた花園やいちじくが大量に直売される果樹園がつくられています。
また越辺川の河川敷は、毎年白鳥が越冬するために集まることで有名です。
川島町を代表する郷土料理に、冷汁うどんがあります。
「すったて」または「つったて」といった名前で親しまれており、2007年から町おこしのために脚光を浴びるようになりました。
川島町でお暮らしになるのであれば、早めに試食なさることをおすすめします。
川島町内には鉄道はありませんが、隣接する川越市・坂戸市・桶川市・東松山市などの中心地に位置する駅に直行するバスをご利用できます。
これらの路線は東部バスグループが運行しています。
町内の移動については、町営のコミュニティバスをお使いになると便利でしょう。
幹線道路に関しては、首都圏中央連絡自動車道のインターチェンジが町内に設置されています。
それ以外に便利な道路をあげるなら、国道254号線や大郷比企広域農道などがあります。
川島町の人口は、20世紀が終わるころにピークを迎えました。
その後は徐々に減っており、2023年の調査では1万9,188人と2万人を切りました。
高齢化率に関して、2023年には37.0%と全国平均よりも高い数値となっています。
最近の川島町内では、サービス付き高齢者向け住宅が増えています。
公営の施設では、特別養護老人ホームが目立ちますし、また介護療養型医療施設や介護老人保健施設を発見できる機会も多いでしょう。