入居金0円、月額15万円程度で入居可能な施設も多数

埼玉県中東部に位置する上尾市。
古くは江戸時代・中山道の宿場「上尾宿」が開かれた土地で今でも当時の文化や伝承の残る地域。
埼玉県の中心地であるさいたま市にも隣接し、JR高崎線も運行していることから都心部への通勤通学者が多い土地でもあります。
郊外は昔からの住宅が建ち並んでいることから道幅が狭く、車での移動では苦労する一面も。
しかし、JR高崎線沿いに大きな幹線道路もあり、各方面には移動しやすくなっています。
ファミリー層も多く移住してきており、それに伴い車の数も増えていることから、交通事情は今後力を入れて整備をしていくと予測されます。
農業も盛んで、野菜はもちろんのことブドウやキウイといった果物も栽培。
市内の直売所などで販売されています。
そんな上尾市の人口は23万229人、内65歳以上の高齢者は6万3,573人(2023年調査)。
近隣と比較しても平均的とは言えます。
数年後には確実に現在よりも高齢化していく地域でしょう。
上尾市の福祉は細やかな箇所まで行き届いている印象。
各種支援や助成金はもちろんのこと、緊急通報システムや配食サービス事業など他地域では民間を頼らなくてはいけない部分にも行き届いています。
また、65歳以上など一定の条件はあるものの、市が運営する養護老人ホームも。
ただし条件が厳しいこと、そして待ちが発生しているので実際に今すぐ入居するのは少々難しいかもしれません。
ほかには介護予防事業としてレクリエーションや講演会を開催。
年齢制限がないイベントも多数あるので、さまざまな年代の人と交流が持つ機会もありそうです。
上尾市の有料老人ホームは広範囲に点在しているのが特徴。
埼玉県の中心であるさいたま市・大宮地区にほど近い場所もあれば、反対側落ち着いた地域にも建てられています。
実際にいくつか回ってみて、雰囲気の良い場所を選ぶことができるでしょう。
費用は全体的に負担の少ない低価格。
東京都内にありがちな数千万円の入居費がかかる施設などはほとんどなく、入居時にゼロ円、月額も15万円程度を想定していれば十分に選択可能。
予算を下回る施設もあります。
もちろん高級なホームはありますが、都内よりも半分以下のコストで入居可能。
住環境も良好ですし、近隣からのアクセスもさほど不便ではありません。
手厚い介護ケアは必須ながらも、金銭的な負担を少しでも軽くしたい場合におすすめな地域です。