東武動物公園とその周辺が、町内の中心市街地です

埼玉県の東部に位置する、南埼玉郡宮代町。
春日部市・久喜市・白岡市および北葛飾郡杉戸町に囲まれています。
この町の特色は、ゆかりが深い著名人に「外交官」の職を依頼していること。
これは2010年からはじまった、まだ新しい制度です。
最初の外交官に任命されたのは声優の國府田マリ子さんと芸人の片桐仁さんでした。
お二方とも、宮代町の出身です。
その翌年は小説家の鳥羽亮さんが外交官に任命されて、大きな反響を呼びました。
宮代町には、創建されてから7世紀以上の歴史を持つ妙本寺という日蓮宗の寺院があります。
40年以上前に、交通事故で急死したプロボクサー、大場政夫さんの墓が建てられました。
現在まで、ボクシングファンが足繁く訪れる名所となっています。
宮代町を代表する観光名所は、何といっても東武動物公園でしょう。
30年以上前に開園されて以来、数え切れないほどの入場者を集めてきました。
動物園のほかに遊園地やプールなどが併設されており、総合的なレジャー施設となっています。
宮代町内でご利用できる鉄道は、東武鉄道です。
伊勢崎線と日光線が通っており、東武動物公園駅で接続しています。
東武動物公園駅の周辺は、町内でいちばん発達した市街地となっています。
町役場などの公営の施設も駅の近くに建てられてきました。
また、昭和の時期の面影を残す商店街がまだ残っているのも大きな特長でしょう。
宮代町内は、バスやタクシーの運行がさかんです。
路線バスに関しては、朝日自動車・茨城急行自動車のほか町営のコミュニティバスをお使いいただけます。
また、隣接する久喜市が運営するコミュニティバスもご利用可能です。
タクシーについては、近接する久喜市・春日部市・八潮市などと一緒に県南東部交通圏を形成しています。
幹線道路については県道65号線・85号線・154号線あたりが、通行量が多い車道です。
宮代町の人口は、1990年代半ばから徐々に減少していました。
しかし2010年代に入るとゆっくりと回復しています。
これは、町内の文教施設に通う学生が集まることが主因だと考えられています。
2023年の調査では、町内の人口は3万3,514人、高齢化率は32.8%という結果が発表されました。
現在の宮代町内で介護施設をお探しになる場合は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設が見つかりやすいでしょう。
民営の施設では、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホーム、グループホームあたりが見つけやすいです。