グループホームと介護付き有料老人ホームが今見どころ

吉川駅は開業以来約40年の長きにわたって、市民にとっては大事な鉄道のルートを提供してきました。現在の吉川駅のシンボルといえば、駅前の広場に約20年前から設置されている「黄金のナマズ」をあしらったモニュメントでしょう。ナマズは市の名産品のひとつ。吉川駅の近くに住むことは、本格的なナマズ料理を随時楽しめるというメリットに与れるわけです。
吉川駅は、バス業界の間では評価が高いスポットとして知られています。駅前から乗れるコースは非常に多く、参入している事業者を調べるとそうそうたるメンバーばかりです(東武バスグループ・朝日自動車・茨城急行自動車・グローバル交通・ジャパンタローズ・メートー観光)。
吉川駅は、JRの武蔵野線の管内にあります。少し気がかりな点は、上り・下りどちらの方角を見ても、乗り換えできる駅がすぐに見当たらないことでしょうか。しかし南越谷駅・南流山駅から先は、乗り換え場所となる駅がほとんどを占めるようになります。
また現在は、(具体的な動きはまだゼロですが)新しい地下鉄がこの駅を介して千葉県内に敷設されるというプランがあるため、将来はもっと便利な駅に変わる可能性があるでしょう。
吉川駅の利用率は、過去20年でせいぜい2~3000人くらいの変化しか起こっていないといわれています。2006~2008年の3年間は、連続して1日あたりの乗客数が19000人を超えましたが、その後はまた18000人台に戻っています。
吉川駅の周囲で介護施設をチェックすると、グループホームの動きが比較的派手な印象を受けそうです。駅から近いというわけではありませんが、認知症発症者への扱いにたけた人材が常駐しており、料金もまずまずの安さに落ち着いています。
その次に活躍が際立っている施設は、おそらく介護付き有料老人ホームでしょう。こちらについては施設の性質上、どうしてもコストが高めになってしまうことがあります。しかし吉川駅の近くで探していると、意外なくらい安い料金に設定されている施設がけっこう出てきます。グループホーム並みに安いのに、ハイクォリティのケアサービスを受けられるチャンスがあることはラッキーなことでしょう。