入間郡三芳町は東京に近くベッドタウンとしても人気。川越芋が有名

入間郡三芳町は埼玉県の町。
埼玉県にある町の中では最南端です。
1871年忍県・浦和県・岩槻県が合併して埼玉県が発足。
1889年入間郡藤久保村、上富村、北永井村、竹間沢村が合併して「三芳村」に。
1970年三芳村が町制を施行して「三芳町」となりました。
三芳町は東京都にも近く、交通面を充実させることで人口を増加させ、将来、三芳市になることを目指しています。
現在の交通アクセスとしては、関越自動車道と国道254号「川越街道」が縦断しており、国道463号 、埼玉県道56号・334号等の一般道も整備されています。
関越自動車道は三芳PAのスマートインターチェンジから利用可能です。
町内に鉄道駅はありませんが、東で隣接する富士見市には東武鉄道「東上本線」の「鶴瀬駅」と「みずほ台駅」、そして「ふじみ野駅」があります。
これらの駅は三芳町との境界に近い場所にあり、この3駅と三芳町を結ぶライフバスが運行中。
さらには、所沢駅東口から大宮駅西口や上福岡駅西口まで行く西武バスも三芳町に発着します。
町内には食品等の工場もあり、出版関連等の有名企業の流通センターや倉庫が多いのも特徴。
ベッドタウンとしても発展している町で、人口は1970年1万4,475人、1980年2万8,978人、1990年3万5,067人、2000年3万5,752人、2010年3万8,701人、2015年3万8,459人と人口は増え続けてきました。
2023年には人口3万7,738人と減少しましたが、3万人以上が暮らす都市です。
全体的には畑も多く、川越芋などの野菜や果物の生産が盛ん。
武蔵野の雑木林も保存されています。
特に川越芋は三芳町の特産品で、川越芋を使った芋せんべいや芋羊羹、芋アイスクリームなどが有名です。
教育機関としては幼稚園から大学まで揃っています。
加えて、ショッピングセンターやコンビニ、スーパーやホームセンター、衣料品店やディスカウントショップ、飲食店といった商業施設や、総合病院や歯科医院、内科クリニック等の医療機関も。
三芳町立図書館や文化会館「コピスみよし」、ふれあいセンター、保健センター、総合体育館、運動公園、中央公民館、北永井児童館、歴史民俗資料館等々…公共施設も充実しています。
近年、介護付き有料老人ホームやグループホーム等のシニア向けの住まいも誕生。
介護付き有料老人ホームは入居時の頭金0円、月額利用料は10万円台で、地域の人との交流会やレクリエーション等が豊富です。
一方、グループホームは入居時の費用が20万円前後、月額利用料が15万円以下。
こまめに実施されるレクリエーションでは、地域の人々やボランティアの人との交流が楽しめるのでおすすめです。