池袋の隣駅。地域のイベントが意外とまだ多く残っています
椎名町駅は2010年からリニューアル工事が実施されました。駅の南北を結ぶ自由通路や多機能トイレ、エレベーターなどの設備の設置が行われ、見違えるように便利に変わりました。
椎名町駅の近辺は、一般的な市街地がずっと広がる地域。毎年9月になると、近くにある長崎神社の大祭が開催されますが、駅前にもたくさんの露店が押し寄せます。このほかにも古くから残る商店街の催しなどがずっと続けられており、都心部に近いながらも懐かしさを感じる機会がたくさんある地域です。
椎名町駅は、山手通りに面しているほか首都高速道路の中央環状新宿線に出入りしやすい位置にあります。駅前で乗り降りできる路線バスは、関東バスおよび国際興業バスが管理しています。
椎名町駅は、西武池袋線の管内にある駅です。発着駅である池袋駅と隣接しているため、隣駅で乗り換える利用客は年間を通じて多いです。池袋駅は、JRの山手線と埼京線、東京地下鉄の有楽町線と副都心線、丸の内線と接続しています。また、東武東上線も需要が高い路線です。快速や急行、特急など全種類の列車を利用できる店も、大きなメリットでしょう。なお下り方面については、すぐには乗り換え場所は見えてきません。いちばん近い練馬駅で降りたときは、都営大江戸線や西武有楽町線に乗り継ぎできるのですが。
椎名町駅の利用率は、平成に入ってからずっと低下しています。1日あたりの乗降客数は、2002年に20000人を割りました。19000人を割ったのはその4年後。そして18000人を割ったのはそれから4年後のことです。もっとも2012年になるとまた18000人台に戻っており、回復に転じることが期待されます。
椎名町駅の周辺は、建物がきわめて密集しているエリアです。介護施設を探すときはその点を踏まえた上で作業に着手する必要があるでしょう。駅から歩いて10分とかからなそうな近場で開業している例は、少ないながらも発見は可能(ただし、コスト面では割高になりがちですが)です。
もちろん、気に入った施設が足りなければ距離を広げていくことになりますが、「隣駅のほうが近い」といった結果になることもあるでしょう。施設のタイプに関しては、介護付き有料老人ホームまたはグループホームの存在感がとても強い地域です。