神川町は自然豊かな町。細やかな認知症対応が嬉しいグループホームが多数

神川町は、埼玉県北西エリアの町で、町の南東部では本庄市と隣接。
町の北西に流れる流川が群馬県の藤岡市との県境になっています。
2006年に神泉村と合併し、新しい「神川町」に。
観光スポットとしては「金鑚神社」が有名で、国の特別天然記念物である「鏡岩」(御嶽山中腹)や重要文化財の「多宝塔」(表参道)などがあり、毎年多くの参拝客が訪れています。
交通アクセスとしてはJR東日本の「八高線」が丹荘駅に乗り入れ、神川町役場もこの駅の近くにあります。
バスは朝日バスが町内を走行。
道路は国道254号線や埼玉県道13号前橋長瀞線などが整備されています。
人口は約1.3万人。
2023年の調査では高齢化率は32.7%。全国平均の29%と比較するとやや高い数値です。
3人に1人は高齢者ですから、やはり高齢化は深刻とも言える状況です。
そのため、神川町は高齢者向けのサービスを充実させることで、歳を重ねても楽しく暮らせる環境作りを行っています。
その中で一人暮らしの高齢者を対象に「ふれあい昼食会」を開催。
みんなで食事をしたり、簡単な体操をしたりすることでコミュニケーションも楽しめるこの会は、高齢者の引きこもり防止にも一役買っています。
その他にも神川町はさまざまな取り組みを行っていますので、神川町社会福祉協議会に問い合わせてみると良いでしょう。
また、町内にはグループホームが点在。
入居時の費用0円プランを用意しているホームもあり、全体料金も高額ではないので入居しやすいでしょう。
月額利用料は15万円未満といったところで、これにオムツ代などの日用品代が加算されますので、総費用が知りたい方は、ホームに予約をしてから見学に行くと、概ねの総費用を計算してもらえますのでお薦めです。
グループホームのメリットは何と言っても認知症に特化していることで、認知症の進行度に合わせたレクリエーションなどが用意されています。
症状の進行を防ぐリハビリ的なゲームや体操も楽しめますので、認知症の方にピッタリな施設です。
神川町は梨の名産地でもあり、収穫時期には国道254号線に直売所が並ぶ程。
また、町の花がコスモスなので、コスモスを植え続けた結果、秋には町全体にコスモスが咲き乱れるようになった美しい町です。
田畑も多く、自然の綺麗な場所ですので、シニア世代もゆっくり過ごせると思います。