職員が自ら企画・アクションを起こし、改善していく施設です
介護は人の手を介するサービスなので、自分たちの行動がダイレクトにお客様の評価につながります。そういった意味で、自分たちが提供するサービスの重要性を知っていることが重要だと考えています。それは満足度の向上や、抑止力にもなる。人材の育成にはかなり力を入れていて、HITOWAアカデミーという専門の研修システムを作っています。
ご家族様にも、「担当の職員さんに、日々の感謝を伝える機会ができて良かった」と言っていただけました。お客様からのメッセージを全て読ませていただいたのですが、現場の日々の取り組み姿勢へのお褒めの言葉も数多くいただき、私たちが目指すべきものはこれなのだと再確認させられました。
幾重にもチェック体制をとることで、問題を未然に防ぎ、サービスを向上させています
なんらかの事情により退去をされる方は、入居されてから約3ヵ月以内で退去を決められる傾向にあります。その3ヵ月をいかにフォローできるか。そこに注力するために、私たちは「スターティング・グッドライフ」、よい人生のスタート・リスタートというコンセプトで、新規のご入居者様を3か月間、特にフォローアップしています。
ご利用者様へのサービス、ご家族様の反応、担当の職員の状況はどうかをすべて項目化してチェックしています。サービスを提供しているのが人である以上、人に起因する問題が起きてきます。そういったことを、どう未然に防いでいけるかが最も大事なことの一つだと考えています。
それでも、残念ながら様々な理由で退去される方もいらっしゃいます。そうした方にも、退去一か月後に退去者アンケートを実施しています。言いづらいこともあるとは思いますが、今後のサービスに役立てていくために、ご協力をお願いしたいと考えています。
また、第三者機関に基づくフリーダイヤルの相談窓口もご用意しており、改善点があれば即時、担当の課にフィードバックして、すぐに改善に取り組みます。そうやって、幾重にもチェックをすることによって、サービスの質の向上と改善を目指しています。
多様化するニーズに対応し、特色や魅力豊かな「旅行プラン」「リゾート地の施設」もご用意しています
ご利用者様の楽しみを、職員が楽しみながら責任をもって作り上げています
私たちは、レクリエーション、ご利用者様の楽しみに力を入れています。日々のお楽しみという意味では、大型スクリーン・プロジェクターを全施設に導入して、映画上映をしています。日々の体操ひとつとっても、和気あいあいとコミュニケーションをとりながら、作りあげています。
特別なお楽しみとしては、外出イベント企画とよばれる旅行プラン。東京湾クルージング、美術館、水族館…毎月、企画から運営まで、すべて自分たちの手で、責任をもって作りあげています。昨年の秋には、椿山荘で敬老祝賀会を行いました。ご利用者様とご家族様に、豪華なランチと緑あふれる由緒ある庭園の散策をお楽しみいただきました。その時、一緒に参加した私も楽しいひと時を過ごしました。
おじいちゃん、おばあちゃんと美味しい物を食べに行くことさえ、ご家族だけでは難しい状況もありますよね。そこを私たちにお手伝いさせていただいて、一緒に楽しませていただきたい。私たちが笑っていないとお客様も笑顔にできないですからね。大事にしているのは、一緒に楽しんで日々をお過ごしいただくことです。
多様化するニーズにお応えするため、特色ある施設づくりをご用意しています
私たちの施設は、一都三県を中心に展開しているのですが、特色があるのが沖縄、北海道、長野県。海があるところでのんびり暮らしたい、もう少し価格を抑えた場所で暮らしたいという要望があります。それに対する一つの回答として、リゾート地にも施設をご用意しています。
例えば、沖縄の「イリーゼ今帰仁」。お子様やご親族のそばを離れて、海が見えるゆったりした環境で暮らしたい、そんなニーズをお持ちになった関東からのご利用者様が多いです。
「様々なニーズに対応する多様性」というキーワードを軸に施設を作っています。こちらはできるだけすそ野を広げてご提案させていただくので、ご興味があるもの、タイミングなどでお好きな施設・サービスを選んで、お楽しみいただきたいと思っています。