水と緑に恵まれた地域で、高齢者の住まいも豊富
新宿などの東京23区へ向かうことも容易なら、府中や立川のような都下へ出向くときも楽に使えます。また武蔵小杉や川崎へ向かう路線や小田原・藤沢のような神奈川県の南部に行きたくなったときもほぼ1本で行けるというメリットがあります。
重要な乗り換え駅であるため利用者は常に多く、JR側の駅の「1日あたりの利用者」は2007年に70000名を突破しました。その後も順調に増えて2013年に80000名を超えています。小田急側の駅については、2004年に20万名に達しています。2012年の調査では22万名を超えており、これからも毎年徐々に増えていくものとみられています。
これだけ大きな駅のため周囲も発展しています。特に小田急沿線には商店街が存在し、にぎやかな店の間を縫って歩くと向ヶ丘遊園地が見えてくるという按配です。さらに、複数の再開発計画が持ち上がっており、将来はいろいろな形で利便性が上がる可能性が濃厚です。新しい道路を建造するという話もあり、自家用車やバス・タクシーでの移動が快適になっても不思議ではありません。
現在は、川崎市交通局が管理する路線が10本以上あり、多摩区内から川崎市内を縦横無尽に走行しています。老人ホーム・高齢者専用住宅への見学をする際や、入居後のに出をする際も、これらのバスはかなり役に立ってくれます。
現在、多摩区にはいろいろな介護施設が点在していますが、登戸駅のような大きな駅のすぐ近くに目立つわけではありません。むしろ、1キロ以上離れているケースのほうが中心です。しかし施設の居住環境については高いレベルに達しており、スペースの広さや設備の新しさ、そしてリハビリなどのケアサービスの質の高さには目を見張るものがあります。施設の種類も幅が広く、グループホーム・高齢者住宅・介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームは特に増加傾向にある模様です。
開けた土地ではあっても、緑が意外と多いエリアがありますし、月額使用料が10万円台で推移する施設もたくさんあります(入居一時金が高額になる施設もまた、たくさんあるのですが)から、入居したい施設の候補をピックアップするときは困らない土地です。