介護付き有料老人ホームとグループホームが二大勢力です

世紀が移り変わる時期は若干の低下を見せていたものの、その後は順調な回復を果たしており、1日の乗客数は2007年に初めて3万人を突破しました。3万5,000人を超える日が来るのは時間の問題だとうわさされているほどです。
駅の周囲には、大企業の本社や事業地があるほか、学校や大病院、公的な機関などがひしめき合っています。駅の利用者が常に多いことはこれらの理由によりますが、これらのほかに見逃せないのは、昔から残る商店街が発達していること。高齢者にとっては居心地のよい雰囲気が常に充満しており、リラックスしながら買い物や散歩を楽しめそうです。
また、駅の各出入り口にはバスやタクシーの乗り場が便利に設営されており、毎日のように膨大な乗客を動員しています。バスの運行に携わっているのは東急バスと川崎市交通局だけですが、取り扱っている路線は10本をはるかに上回る規模に達しています。
武蔵新城駅は、JRの南武線に所属する駅です。乗り換えを希望するときにいちばん近いのは、何といっても隣接する武蔵溝ノ口駅でしょう。東急田園都市線および大井町線と接続しています。
また少し長めに乗車していると、登戸駅や稲田堤駅が見えてきます。前者は小田急小田原線に、後者は京王相模原線への乗り換えができる中継地点です。さらに先へ行けば、JRの武蔵野線と連結する府中本町駅、京王本線と連結する分倍河原駅に到着します。
近年の武蔵新城駅は、近くに建設される介護施設に関しては二極化が進んでいるという言い方が成り立つかもしれません。実はこの駅の周辺で今目立つのは、グループホームと介護付き有料老人ホームのいずれか。その2種類以外で発見しやすいのは、住宅型有料老人ホームが若干出てくるくらいでしょうか。
このようないきさつがあるため、どちらかの施設への入居を検討すると、施設の決定がはかどるチャンスが発生するでしょう。グループホームについては原則、認知症と診断されていることが必須になりますし、条件をパスできるかその都度確認が必要ですが。ちなみに施設の方向性やクォリティに関しては、平均的に高いという意見が多いです。